ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

現実的な話
家賃の悪質な取り立てから住居の賃借人を保護する新法案は厳しい内容です。違反者は2年以下の懲役または300万円以下の罰金・・って、そこまで厳しくして家賃滞納者を保護するわけですね。

滞納者だけを一方的に保護する内容になるとは思ってました。賃貸管理業者にとって一番の悩みは賃料の滞納です。今後は、『だったら部屋は貸さないよ!』という世界に突入するのは確実です。

不況で収入を断たれ家賃が滞る非正規労働者らが増える・・滞納した借主が強くなり、滞納された貸主が弱くなる・・非正規労働者に部屋を貸さないのが常識となれば急激にホームレスが増えます。

賃料の保証料も現在の倍額にはなるはずです。賃貸の入居審査が厳しくなり、部屋を借りたいと思い不動産屋を訪ねても物件紹介は仮審査後になります。案内しても無駄な人が増えるからです。

まぁ、貸主も空室ばかりになっては困りますので対応策は必要です。連帯保証人を3人以上つけてもらうとか、入居申込者が現在借りている部屋の貸主が書いた紹介状の提出を条件にするとかね。

また、家賃滞納者が親戚や友人の部屋に転がり込むケースや、他人名義で部屋を借りるケースが確実に増えますので、入居後も賃貸管理業者による賃借人の定期的な監視が必要になります。

ただでさえ、『敷金を全額返せ!』とか、『更新料は違法だ!』なんて言う賃借人が増えているのに、これ以上の保護をすると、最強の弱者はヤクザより怖い存在になりますね。(笑)・・ま、ご用心。
ま、雑談でも 8
○少ない情報で全体を判断する人もいます。不動産屋に騙されたから、『不動産業界は悪』と決め付けるのは愚かです。不動産屋にはいろんな人がいますよ。元・警察官もいれば元・極道もいます。

そんなのは何処の業界でも同じでは?銀行員は比較的に社会的信用度が高いですが、ある銀行の支店長は顧客に、『利回りの良い話がある・・』と言い、個人的に金を借りて信用を落としましたよ。

○賃貸管理をやっていれば、いつかは第一発見者になります。連絡の取れない賃借人や、賃料を滞納している賃借人を訪ねると・・倒れてたりします。・・まずは声をかけてみる・・動かなければ・・

救急車を呼んだり、警察に通報したりします。生きてるか死んでるかは見た雰囲気でわかりますけどね。なんだかんだと1時間は覚悟したほうが良いです。保証人(親族)や貸主へ連絡もします。

○一生懸命に働いても、無駄に過ごしても1日24時間は同じです。私が心がけている事は、人と会う、人と話す、仕事を進める・・です。たとえ暇な日でも、人と会い、話せば、得ることはあります。

逆に言えば、人と会わない、人と話さない、仕事が進まない日・・は無駄な1日という事ですね。そんな無駄な1日でも金はかかりますからね。何もない1日は、金を失っただけの1日です。ま、ご用心。
大きい会社の話
大手系不動産会社のほうが安心と考える顧客は多いですが、大手系不動産会社の営業マンはノルマとして月200万円以上の仲介手数料を稼ぐ必要があり、甘ったるい営業など許されませんよ。

「売れなきゃクビ!」は大手も地場も同じです。大手の場合は言葉がやさしいだけです。強引な契約をして上司に責任を押しつけられても困るから、責任を回避しながら遠回しに脅す手法もあります。

『お客様には無理せずにゆっくりと検討してもらいなさい。それから、今月の数字次第では君の将来について話し合わないとね。もしかしたら君はこの仕事が不向きかもしれないから・・』なんてね。

その結果・・営業マンは、月末、期末、年度末には無理な契約をします。月末が定休日なら休日出勤して契約・・顧客の帰宅が遅くても深夜から契約開始・・顧客が出張中なら出張先へ出向きます。

地場の不動産業者であれば、そこまで無理はしませんよ。月末でも月初でも成約すれば良いのです。大手が月末にこだわる理由は、サラリーマン管理職が自分の立場を守りたいだけなのです。

ま、不動産調査に関しては大手のほうが上かもしれません。大手は最強の弱者に狙われやすいので用心しているのです。顧客を守るためではなく、会社を守るための用心なんですけどね。(笑)

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