ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
無理ゲー
〇たとえば、地場業者に来店があり、「貸家をもっているので、お客さんを紹介してほしい」て話なら嬉しいですよね。・・で、詳しく話を聞くと・・【最近、投資用に中古戸建を購入した。物件はリフォーム中で、近日に即入居可となる】・・て話なら、嬉しい話ではないかもしれません。

投資で中古物件を買い、いざ、仲介物件として貸し出す際は、売買に関わった不動産屋がフェードアウト・・上手に逃げています。「地元の不動産屋さんに依頼したほうが良いですよ」・・なんてね。

投資物件を売る際は、「この物件は安くてお買い得!高く貸せますよ!儲かりますよ!」・・とセールスして、最終的に高く貸せなかったら、責任問題になります。「騙された!」ってね。だから、賃貸の募集の仕事からは逃げて、地元の不動産屋に依頼させて・・・

予定通りに貸せなかった場合は、「賃貸を任せた不動産屋が悪い」 「その不動産屋が手抜きばかりしてチャンスを逃した!」・・と、賃貸募集をした不動産屋に全ての責任を負わせる子供だましの作戦(笑)に思えるのです。

最悪のケースは・・高い物件を買わされ、リフォームでも儲けられて、あとは利用価値がないし、煩わしいので捨てられた客・・で、その客は「かなり高く貸さないと大損する」・・という状況に追い込まれて、地元の不動産屋を訪ねる・・

家賃設定が高くて無理があり、相談を受けた不動産屋も、(売買仲介や、リフォーム紹介等のオイシイ仕事は他社で済ませて、最後の無理な仕事だけやれってか?)・・と思うわけです。

高すぎる家賃なら成約しません。成約報酬の不動産屋は、苦労だけして1円にもならない・・もしも引き受けたら、時間と経費と労力の無駄・・一般媒介なら、間取り図の作成すら無駄かも・・ま、そんな事案ですよ。ご用心。
プレゼントとか。そんな話
〇ネットで海外ドラマを見る機会が多く、もはやそれが趣味といえます。でね、以前から気になっている事があるんですよ。ま、国の文化とか価値観の違いもあるとは思うのですが・・

たとえば、米国のドラマで、クリスマスのプレゼントを渡すシーンで・・綺麗に包装された中身が・・贈り主が好きな本だったり、あるいは詩集だったり、とにかく「本」で、価格的には2000円くらいかな?・・でも、いくら心がこもっていても日本じゃ、受け入れられないよね。

最近みたドラマで、北朝鮮のシーンで、父がドーナッツみたいなお菓子を1つ、小さい子供にお土産で買って帰る・・子供は大喜び・・貧しい雰囲気の中、心が温まるシーンでしたが、たとえば、現在の日本で、ドーナッツ1個のお土産で大喜びする子供はいないよね。

海外の結婚式のシーンもドラマで見ますが、ネットで調べて見ても、たとえば米国で友人・同僚の場合・・現金でのご祝儀でも、ネットで「ほしいものリスト」を選んでもらう方法でも、100ドル前後みたいです。ま、1万円くらいですよ。 

もしも日本で結婚式でご祝儀1万円渡したら・・後で何を言われるか想像しただけで怖いです。死ぬまで「ドケチ」「非常識」って言われますね。(笑)

〇ずいぶん昔ですが、「プレゼントはブランドバック」という不動産営業がいました。結婚してから、誕生日やクリスマスなど、妻へのプレゼントは、妻が好きなブランドのバック等に限定したって話。10年経たず離婚したけどね。そもそもプレゼントって何だろね。

人に何かプレゼントをするって、意味があるはずだし、たとえば、感謝とか、愛とか、お礼とか、祝福とか、思いやりとか・・伝えたい気持ちがあるはずです。それなのに、無難な「常識」の型にはめると、無感情な物体になるのかも。気持ちなんか伝わらないし、気持ちが伝わらないなら、そもそもプレゼントの意味あるのかな。

でも、やっかいなのが、「もらう側」も無難な常識を求めていること。それプラス、金額が高いほど良いという評価・・だから、日本においては、相手にプレゼントやご祝儀を渡す際・・感謝とか祝福とか愛とかはぜんぶ無視でもOK。「常識的に、これくらいの金額が妥当」という考えだけで決めれば、すべて上手くいきます。

間違ってもクリスマスに、読んで欲しい本を送ったりしたらダメよ。日本では高ければ価値があり安ければ価値がない・・という考えしかないからね。海外ドラマを見ていると、日本の素晴らしい面もたくさん気がつくけど、悲しい面も気がつきますね。

〇現在、日本では、子供のプレゼントで「ゲーム課金」が人気です。奥さんが、「アナタ、この子、誕生日のプレゼントはゲーム課金がいいって。どうする?」 「いいよ。ガチャか?よくわからんけど、じゃ~5000円分だな。」・・なんてね。

高いか安いかはともかく、お菓子のお土産で大喜びする子供とか、それが健全な気がしますよ。でも、別の角度で考えてみると、その「健全な状態」を昭和生まれの人は知っているし、自分も知っている・・それは有意義ですね。

令和生まれの子供は、誕生日のプレゼントはゲーム課金・・そんな流れで大人になります。なにが間違っているかわかりませんが、なにか間違ってますよ。

〇仕事は金を稼ぐ手段・・不動産営業はとくに「金を稼ぐ」の色が濃い仕事です。でも、金を追い求めても、その先に幸せがあるわけではないです。ただ、金を失えば幸せも失うけどね。不動産営業は、それを実体験する人が多いから、それはそれで有意義かな。(笑)
きんえん
〇不動産業界での仕事もそろそろ35年になりますが、それより長いのが喫煙歴。たぶん40年になります。・・で、禁煙してみました。1月1日から吸ってません。・・・きついね。毎日イライラするかんじ。無理もないか。10代から約40年間、毎日吸ってたんだから。

禁煙のせいで集中力の低下もあり、なんかヤル気のでない、そんなかんじの新年スタートです。


さむいね。
〇寒くなりましたね。老人の賃借人が亡くなる季節です。病院で亡くなっても部屋は住んでいたままなので、身内なり役所なりが片付けてから、ルームクリーニング等をして空室募集の流れです。

高齢者で部屋探しをしている人って、死に場所を探しているのと同じですね。ま、実際は救急車を呼んで病院で死ぬケースがほとんどですけどね。脳梗塞で意識を失うケースを除き、多少は苦しむ時間があり、1分もあればその間に119番かけるでしょ。

〇12月は時間が過ぎるのが速く感じます。この時期は本当に、「サラリーマンていいなぁ・・」て思います。給料もらって、あとは年末年始を楽しめるわけだから。儲かっていないフリーランスや個人事業主はそこまで気楽には過ごせません。

年末だっていつものように支払日がくるしね。クリスマスも近いですが、クリスマスソングを聞くだけで死にたくなりますよ。他人が幸せに見えて、自分だけ不幸に感じるから。(笑) 年が明ければ確定申告の準備もあるし、嫌なことばっか。

〇唯一の救いが持続化給付金に関わらなかった事かな。アレをもらってたら、課税対象なので収入とみなされ、その分、所得税や健康保険料等が上がり、来年はもっと厳しい年になってしまうから。結局、配られた金は回収されるわけ。

年間収入に給付金100万円を上乗せで申告となれば、極端なケースだと、所得税や国民年金保険料や国民健康保険料の免除や減免を受けている方は、それらの減免を受けられなくなり、結果的に来年は30万~40万くらい支払いが増えるはずです。給付金を全部使っちゃった人は、ご用心。

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