ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
マジかよ・・て話
○事故物件・・いわく付きの物件・・その類の話をいくら聞いても信じない人は多いですが・・それなら、事故物件を買うべきですよ。安く買えるから得ですよ。メリットしかないわけです。・・で、それを実践した人がいるそうです。

○ずいぶん前にね、当時の同僚から興味深い話を聞きました。ま、いわゆる心霊現象とかの話です。ある物件(中古戸建)では、心霊現象が頻発したらしく、仲介担当者はその件についてしっかり説明するスタンスだったとの事です。

問題アリだから価格が安いです。・・で、購入希望者が現れたそうです。そのお客さんいわく、「心霊現象なんか、ぜんぜん気にしません。霊とかオバケとか信じません。大丈夫です。」とのこと・・無事に契約も済ませ・・無事に決済も終わり・・無事に引っ越しをしたそうです。

・・で、引っ越ししてから1週間だったか、10日だったか・・ま、それくらいの時期に仲介担当者がその物件の前を通ると・・住んでいる気配がない・・結論をいうと、空き家・・どうやら購入したお客さんは、数日間だけ住み、また引っ越してしまったのです。

ま、憶測なんですが、「心霊現象なんか、ぜんぜん気にしません。霊とかオバケとか信じません。大丈夫です。」・・と豪語したけど、実際に住んでみたら・・日々、非科学的で説明のつかない、いろいろな事が起こり、耐えられなくなり逃げた・・てかんじですかね。

その話を聞いた時・・「へぇー、やっぱり、いるのかも・・幽霊・・」て思いましたよ。見てみたい気もします。どうせ見るなら、女性で裸の幽霊がいいな。(笑)
ショートストーリー 見える男と見えない女
○男は仲介会社の営業マンなので、日曜は忙しくなければならないのだが・・予定がなく、外出の口実を考えていた。そんな時、同僚の女性から、「ねぇ、今から中古の現地査定に付き合ってくれない?」と頼まれ、午前中の予定が確定した。

男は、現地へ着くまでの車中でプライベートな話でも聞きだそうと考えていたが、女は出発と同時に物件の話を始めた。「古くて汚い中古住宅で、雰囲気も暗いのよ。」とのこと。

○男は「お邪魔しま~す。」と言いながらLDKへ入ると、ご夫婦は暗い部屋の中、電気もつけず、食卓の椅子に並んで腰掛けていた。・・男は室内を見終えると廊下へ出て、トイレ・洗面・浴室を見てから、階段のある玄関方向へ戻り、玄関にある自分の靴と、同僚の女のパンプスをキチンとそろえ直しながら、ため息をついた。

2階から雨戸を開ける音が聞こえたので、男も2階へ上がった。一番手前の部屋は子供部屋らしい。室内から、掛け算九九の8のだんが聞こえた。ドアを少し開けて中を覗くと・・男の子が背中を向けていた。男は、「ちょっとお部屋を見せてね。」といい、室内を拝見してから、次の部屋へいった。

最後の部屋へ行くと同僚の女がいた。「どう?売れると思う?」と聞くので、「とくに問題がないなら売れると思うよ。」と答えると、「何よそれ?」と不機嫌な顔をした。建物内は全て見たので帰る流れになり、玄関へ行くと、男の靴も女のパンプスも無かった。

玄関ドアを開けて外を見ると・・靴とパンプスが投げ捨てられたように散らかっていた。女は、「ひど~い!幼稚な悪戯はやめてよ!」と男を責めた。男は微笑みながら、「・・わかったよ。悪かったね。」と言い、靴を履いて車に乗った。

帰りの車中で女は化粧直しをしながら、「・・さっき、2階で、掛け算九九を呟いてたでしょ?気持ち悪いから、やめてくれない?ただでさえ古い空家で薄気味悪いのに・・」と言った。男はため息をつきながら助手席の女を見ると・・女の足元に男の子の顔が見えた。
ショートストーリー 鼠達の晩餐
男は、床に落ちていた空き缶を灰皿にして、タバコを吸いながら・・(行き先だけでも事務員に伝えておけば良かった・・報告って大切だな・・たぶん、コイツも同じ後悔をしたのだろう・・)と思った。こんな事態になるとは想像もしていなかった。・・男は、鼠達の晩餐を眺めながら、その日の出来事を振り返った。

その男は大手系仲介会社の営業マンで、その日に限って予定がなく、店で書類の整理等をしていた。他の営業マンは全員が外出中で、責任者は本社で会議・・店には事務員とその男だけなので、男はリラックスしていると・・電話が鳴った。(反響か?)と思い・・

電話に出ると、相手は・・先月に退職扱いとなった同僚のA氏に、物件の査定を依頼したお客で、査定結果の連絡がないので電話したとのこと・・男は、(ラッキー!いただき!)と思った。A氏は既にいない・・ある日、チラシ投函を理由に直帰したまま翌日から出社しなくなった・・ノルマ未達で精神的に追い込まれた奴がバックレるのは珍しくもないが、退職届けも出さないのは非常識だ。

・・で、この件を上に報告すれば、順番制により他の営業マンが担当する事になる・・男は、この件は上に報告せず、自分が査定して媒介を取る事にした。そもそもA氏もこの案件を上に報告していない。同じ事を考えたのだろう。電話の相手にはA氏が入院したと嘘をつき、謝罪したうえで、あらためて詳細を聞いた。空家だが現地にカギがあるから立会い無しで査定して欲しいとのこと。

男は電話を切ると、行き先を書くホワイトボードに「チラシ投函・直帰」と書いて外に出た。・・1時間後には査定物件に到着した。周囲には家がなく、寂しい住環境だった。水道メーターBOXにあるはずのカギは・・無い・・玄関ドアのカギは・・開いていた。玄関ドアを開けると玄関に男性用の黒い革靴が一足あった。「こんにちわ~」と言ってみたが・・返答は無い・・とにかく中へ入った。

1階と2階の部屋を全て見たあと、1階の廊下の突き当りに引戸があったので(物入か?)と思い開けると、下へ続く階段があった。たぶん地下室・・下へ降りて、鉄のドアを開けて中へ入ると・・側面の上のほうにガラスブロックの明り取りがあり、その光で大量の荷物があるのはわかった。しかし、奥のほうまでは暗くて見えない。空気が悪く、臭いもあるのでハンカチを口にあてて呼吸した。

ガチャン・・と音がした。ドアが閉まったのだ。(脅かすなよ。ったく・・)と思い、ドアを開けようとすると、内側のドアノブが無い・・下に、ドアノブが落ちていた。壊れているので内側からは開かない。手で押してみたが鉄のドアは開かない・・困ったが・・携帯さえあれば安心だ。・・しかし・・地下室には電波が届いていなかった。

まさか・・絶体絶命・・。いや、まてよ・・この室内に工具か何かあればドアを壊せるかも・・と思い、部屋の奥へ行くと・・心臓が止まるほど驚いた。スーツ姿の男が横たわっていた。薄暗い中、恐る恐る近づいて顔を見た瞬間・・気が狂いそうになった。両目と口から鼠がでてきた。スーツの胸には当社の社章・・A氏だ。男は全ての謎が解けたが・・助からぬ運命も悟った。

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