ブログ版/不動産業界の歩き方
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金融屋VS不動産屋
昔の話です。自宅を処分したいと電話があり訪問してみると「ご主人が多数のサラ金から金を借りている。家を奪われる前に売りたい」との事。家族名義の不動産ですが、ご主人も少しだけ建物の持分を所有しています。抵当権等はついていません。相談をされている最中も留守電には催促の電話が・・「もしもーし。いるんだろ。分ってるんだからな!出ろ!コラー!」等、スピーカーから聞こえてきます。

早速、金融会社15~17社の明細を整理していただき、分析しました。危ない会社が3社位ありましたが金額は少額です。仮差押を付けてくる可能性は低いと判断し売り出す事に決定しました。物件は、とても良い印象で綺麗に使用されております。

2回程度の広告で申込みが入り、万が一のため「停止条件付契約」をしました。ところが今度はご主人が地方で行方不明との事。家族も連絡がつかない事態に。私は家族に居場所を探させ、見つける事に成功。定期連絡をするよう約束させました。

決済までの間は毎日、法務局で「仮差押チェック」が日課になりました。「登記中です。」と言われたらアウト・・。多少の返済はしてもらい、支払いできない時は、金融会社に定期連絡だけは入れさせました。「行方不明」となれば財産に目をつけるに決まってます。相手もプロですから。売主の家には内容証明郵便等で催促状が毎日来ます。

そして決済の日がきました。約束通り銀行にご主人と家族が現れ、仮差押もない事を確認し、無事決済ができました。ご主人は持分相当の金額を受領して旅?に出ました。 家族は新しい家を買い、ご主人とは縁を切り、再出発です。

決済終了後、銀行を出て一人になってから、いつも通りセブンスターに火をつけ「今回は勝ったな・・」と思いました。

※フィクションです。

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