ブログ版/不動産業界の歩き方
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住宅ローン
不動産を探しにきた人に関して、私が最初に知りたい事は「希望物件」より「資金繰り」です。現金かどうかは、だいたい予想がつきます。(雰囲気・服装・勘・・・たまに外れますけど。)

まぁ、普通は住宅ローンを利用するのですが、低額物件を希望される方で、ローンが難しい人は物凄い数です。シビアな話ですが、買えない人を時間をかけて案内しても無駄です。しかしお客様は「まずは希望する物件があるか?」にしか興味ない場合があります。こちらの聞きたい事を優先して欲しいのですが、いろいろタイミングがあります。アンケートから始める会社も多いです。それはそれで正解。しかし場合によっては失礼になる事もあります。初対面なのに数分で「年収は?勤務先は?勤務年数は?なにか借入れありますか?・・・」て、失礼でしょ?

私は、希望を聞きながら、少しづつ聞き出す感じです。効率は悪いですが、失礼にならないように聞き出します。案内しながら、運転しながら聞く事も多いです。こっちが「ローンが使えるかどうか気にしてる」雰囲気を出さないようにしています。

会った瞬間に「難しい」と感じた時は最短時間で聞き出します。だいたい勘は当ります。無駄な苦労の積み重ねで勘が鋭くなるような気がします。無理そうな顧客には、物件資料はお渡ししますが、ご案内は、保留します。買えない人を案内して、売主に対しての信用を落とすのも問題だからです。

そんな事を仕事としている不動産仲介営業も、何割かは住宅ローンが借りれないという現実があります。転職が多すぎるからです。これから不動産の営業を目指す方は、家を買ってから不動産営業になると良いですね。経歴がキレイで、ローンが組める時でないと買えませんから。

本日頂いたメールは全て返信しました。(メールBOXがいっぱいで送信できなかった人が約1人いますが・・。)
それでは、また明日。

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