ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
オークション
最近、オークションや入札がブーム?と言うか、多いですね。仲介でもオークションを取り入れている会社もありますし、マンション用地や建売用地等の事業用不動産も、専任業者が「入札形式」で物件を紹介しています。

レインズの物件確認をして、「これはオークション物件です」と言われる事があります。例えば3,000万円でレインズに登録しておいて、物件確認すると、その金額ではダメな可能性があると言っているのです。業法で取り締まって、業務停止にして欲しいです。(問題化してないので、業法では問題ないのでしょう・・。むかつくけど。)

・・・で、事業用地の「入札形式」は、各社が競って高額の入れ札をするスタイルです。これで利益があるのは売主だけです。高く買った業者は、より高い商品を作りますので、結局、最後に買う一般消費者が損をするシステムです。まぁ、賛否両論でしょうけれどね。

私は好きではない手法ですが、今後は、不動産も車も何もかも、全てがオークションで販売する流れかも知れませんね。法の整備は常に後手ですので、大きなトラブルや社会問題化の後に、少しづつ法が整備され、未来では「家はオークションで売り、オークションで買う」が常識になるかも知れません。仲介業者の仕事は、物件調査と書類作成・関係する雑務の代行・・・となるのかな?

媒介欲しさに、デタラメな査定をして売りに出すよりはマシですね。(笑)

では、また明日。
若かりし頃3
地上げ屋で修行していた頃の話3です。私は社長に見込まれて、成績の悪い支店長と交代する形で、駅前の店を任される事になりました。今、振り返ると2番目に嬉しかった事です。(1番は宅建合格の時)

5年位は平和に過ごしたのですが、会社全体がバブル崩壊に耐えられず、全支店を閉鎖し、本社にて最後の踏ん張りをする流れになりました。当時、私の部下もリストラする事となり、悔しい思いをしたのを覚えています。最後までついてきてくれた部下を切り捨てるのは耐え難い事でした。

その後、数年で倒産し、私は就職先を探す事となりました。その時に私は、「他人の会社で幹部を目指す事はしない。第一線の営業職で貫く生き方をしよう」と誓いました。部下のリストラなど、もう御免です。

あれから、ずいぶん長い年月が経ちましたが、私は現在でも歩合を稼ぐ一営業職です。営業職を使う立場より、営業職の仲間として生きる道を選んだのです。契約が続けば喜び、自慢し、契約が無いと落ち込み、焦る・・そんな単純な生き方です。組織に生殺与奪権を握られてますが、自ら望んだ生き方ですので本望です。

不動産業界の底辺で、もがき、苦しみながら生きてきたというのが率直な感想です。野良犬が餌を探す事を止めないように、私も不動産業界の仕事を止めないでしょう。例え何回も転職を繰り返したとしても、仕事ができる環境があれば、倒れるまで餌を探し続けるのです。

それが私の「不動産業界の歩き方」なのです。

物件確認2
私が建売用地を収めた現場で、数棟の新築戸建を売り出しているのですが、レインズにも登録していないのに、『顧客に紹介したい』とある業者から数回の電話が入っています。たまたま私の外出時なのですが・・。

暗黙の了解で、私が専任のような物件ですが、正式に媒介は締結しておらず、レインズの登録義務もありませんので、正々堂々と隠している物件です。売主に直接交渉しても断られるでしょう。義理堅い売主ですので。

で、上記の業者ですが、顧客は私のチラシを見ているはずです。そして「この物件も検討している」と、その業者に伝えていると思います。その業者は「大丈夫です。当社でもご紹介できますので、当社を通して有利な条件で交渉したほうが、お得です。」位の事は言っているでしょう。カンタンに説明すると、最初から私の直接ルート顧客なのです。それを横取りしようという作戦。

で、5回も、私宛に電話をしてくるのです。「あのー、御社の物件を当社の顧客にご紹介したいのですが・・」と、初めて物件を知る演技でね。私は紹介する気持ちは全然ありません。断れば、顧客から直接に電話なりあるでしょう。それが自然なルートです。甘いのです。考えが。

それで応じれば、どうなるか・・目先の数字は少し上がります。しかし、今後において、「あの業者の物件なら、無理矢理に突っ込んでいけば簡単に仲介に入り込めるよ」と言われます。ようするに舐められるわけですね。企業としての不利益があるのです。

新人さんには、このような発想はできないかも知れませんが、この世界は「舐められたら喰われる」業界なのです。自分ひとりに不利益があるのであれば、ご自由ですが、会社全体が舐められますので、大きな不利益があるのです。

たかが1契約の仲介・・それでは済まされない弱肉強食の世界・・それが不動産売買の仲介です。深い読みができない新人さんは、先輩の言う事を聞いていたほうが怪我が少ないですよ。

では、また明日。


礼服
当然の話ですが、私も新人だった事があります。つい昨日のようです。何回かの転職(全て業界内)もしましたが、何処に行っても「若いねぇ」と言われました。私にとって、同業者は全て「年上」で、意地悪もされたし、また、面倒も見てもらいました。飲み食いは奢ってもらう事も多かったです。

昔、50歳位の先輩に居酒屋でご馳走になりました。その先輩がサラ金に借金があるのを知っていたので、遠慮して私が奢ると言ったのですが、「ふざけるな!」と言われ、私は財布を引っ込めました。先輩は私に奢りたかったのです。その気持ちを酌み、金利のかかるお金でご馳走になったわけです。

その先輩を含め、ずいぶん多くの先輩達が他界しました。気がつけば私も「新人」ではなくなり、後輩に仕事を教えたり、奢ったりする事が増えました。結婚式に呼ばれるより、葬儀に呼ばれるほうが多くなり、「人生の順番」を感じる今日、この頃です。

私も死について考えさせられる事があります。でも、このブログを活用して、私の知りうる業界の話や、私の考え方を人に伝える事により、何かを残せるような気がするのです。私が死んだ後も、誰かが仕事中に、『そういえば、ネットか何かで読んだんだけど、そうゆう時は方法があるらしいよ。』なんて、思い出してもらえたら嬉しいですね。

昨日着た礼服と黒ネクタイを終いながら、そんな事を思いました。

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