ブログ版/不動産業界の歩き方
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マンションの需要と供給
新築マンションの供給について考えます。不動産仲介業は「売りたい」と希望する売主と、家探しをしている購入希望者を仲介します。あくまで自然発生的な数の「売り・買い」です。既存の物件を売買するだけですので、地域の住宅の数は変わりません。

新築マンションは、業者の利益だけが目的です。大きい土地が入手できればマンションを建てます。消費者が主導で計画するのではありませんね。例えば、その町では「マンション建設反対」でも関係ありません。儲かれば良いのです。マンション業者が年間の事業計画で「今年は、これ位は分譲しよう!儲けよう」と計画した数のマンションが供給されます。

現在、マンション建設が可能な「大きい土地」はバブルです。出れば売れます。・・・・という事はマンションが供給されるという事ですね。そのエリアに必要な住宅数を満たしていても関係ありません。他のエリアに広告を入れれば、購入者は確保できます。大きいマンションが完成すると、その地域の小学校の生徒が倍になったりします。

で、供給過多になったエリアの中古市場は値崩れするのです。エリア内に新築で安いマンションが増えれば、古いマンションの値段は下がります。古いマンションの値が下がるのは自然な事ですが、「新築が増えすぎたのでバランスが崩れて下がる」というのは迷惑と考える人もいるでしょう。当然です。

マンション業者は従業員も多く会社の維持費は莫大です。銀行や株主の納得する経常利益を達成する必要があり、「マンションが増えすぎたから一休み・・」なんてできません。常にマンションを供給しなければならないのです。

最近は「タワーマンション」がブームです。駅前の土地を仕入れたら、次から次へ「タワーマンション」が建つ事でしょう。タワーが建つ=商業地域=駅前は便利・・・ですので、不便な地域から便利な地域へ人が移動する流れとなり、不便な立地の物件は急激に値下がりしていくと予想します。

2005年に日本全国に供給された新築マンションは159,199戸です。マンション業者は、生きるために供給を続けます。続けなければ倒産するのですから。何があろうとマンションを建て続けるのです。

マンション業者を魚に例えると、ブラックバスですね。では。

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