ブログ版/不動産業界の歩き方
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限りなく広がる疑惑
私は推理する事が好きです。推理小説は読みません。不動産の物件を査定する時や調査する時に、謎が発生し、自分なりの推測をするのです。全てを疑う事から始まります。

例えば、古い軽量鉄骨住宅で、建築確認等の資料が残っていない。増築未登記部分があるが、売主は中古で購入した経緯から、どこが増築部分かさえ解らない・・・構造から推測すると、当時の建築なら、1階も2階も四角い形だったはず・・登記面積と現況の差が、だいたいの増築面積であるはず・・出っ張った部分が怪しい。柱の位置や、外装の継ぎ目等を見て、計算があえば、「きっと、ココだ!」と判断するのです。そして増築部分の継ぎ目から雨漏りしてないかチェックします。

私の経験では、1階の雨漏り=増築部分の継ぎ目です。雨漏りしていれば、増築部分が疑わしいし、増築していれば、建ペイ率や容積率を超えていないか疑います。私の頭の中で、いろいろな疑いが生まれ、その疑いを晴らしていく作業をするのです。

位置指定と思っていた道路に隅切りが無いと、『既存道路か?』と思ったり、アスファルトの一部分だけ新しかったりすると、『最近、掘削したな?水道でも引き直したか?」等、勝手に想像しては謎を解いていきます。

売主から聞いた物件の情報は参考程度で、全ての裏をとる・・というか証拠を集めていくのです。これは基本です。何もかも疑ってみる・・一般社会では、あまり良い事ではないイメージですが、この仕事には必要不可欠なのです。

一番怖いのは、「解らない事」より、「疑問にさえ思わない事」です。問題が解らない事より、問題点がある事に気づかない・・で仲介する・・・人に指摘されて、「ええーっ、何それ!知らなかった!」というのが最悪の事態ですね。

顧客と接する時は、全ての顧客が『私がミスしたら訴訟を起こすだろう』と考え、用心して接客してます。私は不動産取引のプロなのか?精神的な病気なのか?いつも自分を疑っています。

こんな考え方で20年もやっていると、私生活を含めて何でも疑ってます。例えば・・・私は風俗店に行きません。病気が怖いから。駅のホームでも1番前には並びません。後ろから押されたら死ぬから。車でスピードを出しません。車を信じてませんので。

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