ブログ版/不動産業界の歩き方
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抗争 エピソード2
前回の続きです。X氏は解雇され、私は会社に戻りました。その後しばらくして私は支店長となり、忙しい日々を過ごしていました。

ある日、本社にX氏から電話があったとの事で、私は本社に呼ばれました。本社の幹部会議にて、電話の内容が恐喝目的である事が発表され、早急に対応を協議する事になりました。

いつでも被害届を出せるよう、社内のビジネスホンを改良し、秘話解除システムを利用して電話の盗聴・録音をする事にしました。X氏は幹部の自宅にも脅迫電話をするようになりましたので、そちらは留守番電話の録音機能を利用しました。

本社に電話が来ると幹部は社長室に集まり、会話を聞きながら録音しました。脅迫の内容は長くなるので書きませんが、ヤクザ映画のような感じで知性の欠片も感じることはできない内容でした。

そんな最中、私は町でX氏と会ってしまいました。大きな怒鳴り声が聞こえるので、振り向くとX氏でした。私を拉致したいようでしたが、一人でしたので無理があります。私は「話があるなら食事でもしますか?奢りますよ」と言い、レストランで話しをしました。

内容は、暴力団に属しているという自慢話や、恐喝を諦めないという趣旨の話です。私は話の内容を忘れないように記憶しました。その場ではメモできないからです。帰社後、会社に報告した事は言うまでもありません。

被害届に関しては即効性はありませんでしたが、数ヵ月後に別件で逮捕されたようです。噂ですが、覚醒剤取締法か何かだったと記憶しています。覚醒剤の常習者は肝臓の機能低下からか?顔面が浅黒くなったり、特有の体臭を発する特徴がありますが、確かに浅黒い男でした。

X氏との長い戦いは終わりました。その後、バブルは崩壊し、会社は倒産しました。社長は他界し、私も幹部達も別々の人生を送っています。

・・・あれから10年以上の月日が経ちました。たまに本社だったビルの前を通ります。「いろいろな事があったビルだな・・・」と思い出しながら、いつも車で通り過ぎています。

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