ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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税金のために働く
「不動産の営業は稼げる」と言われています。確かにお金は入ってきます。・・・が、「何故か貯まらない」人も多いのでは?今日は、そんな話。

契約報酬(歩合)を稼いだとして、給料として振り込まれる段階で、・所得税・住民税・健康保険料・厚生年金保険料・介護保険料・・・・等が差し引かれて、残りを振り込まれますね。

その残りで生活するのですが、生活の中でもガソリン税・消費税等の税金を払います。少しばかり預金ができたとします。しかし、不動産を所有していれば、固定資産税を払い、車を所有していれば、車検代や車の税金を払わなければなりません。頭では理解しているつもりかも知れませんが、細かく計算すれば、稼いだお金の大半は税金等の支払いに消えるのです。

普通のサラリーマンと同じなのですが、何か違うのか?固定給の部分はサラリーマン感覚で、歩合給は、パーッと使ってしまう・・て感じの人が多いのです。「お金が必要なら、必要な額を稼げば良い」という、その場しのぎの考え方も、普通のサラリーマンにはない「不動産業種」の特徴といえます。

また、不動産業種は3月の収入が多く、その影響で4月の歩合収入が高くなる傾向がありますが、厚生年金保険料の算定基準が4月・5月・6月の収入ですので、不動産仲介業の営業職は、厚生年金保険料の支払いが高くなるはずです。(入金の翌月が歩合支給の場合)7月以降の収入が低くても、高額の厚生年金保険料を1年間支払う事となります。

たくさん稼げば、健康保険料や厚生年金保険料の額も高額になります。稼げば貯まる時代ではないのです。たくさん稼ぐ→使う→翌年の住民税・健康保険料・厚生年金保険料がアップする→困った。→税金を払うために、また頑張る・・となります。結論は「国に働かされている」という事。

いわゆる「税込み年収」が高くても、高いお金が通り過ぎているだけなのです。最初から差し引かれ、残りを受け取った後、また各種の税金を支払うのですから、ボーッ・・としている間に無くなってしまうのです。

私は、年末調整・住宅ローン控除等の還付金は、全て翌年の固定資産税等の支払いに充当します。返してもらい、それを払う・・・お金が行ったり来たりしているだけですね。でも、そのように理解していれば、年末調整等の還付金をレジャー費に使う・・なんてバカな事はしませんね。これが大事。

お金を稼ぐ事は大事ですが、今後は「お金を守る事」ができるかどうかが勝負なのです。
善悪不明2
今回は遺言による相続財産の話です。信託系の不動産会社は、相続による不動産売却の依頼を受ける事が多いでしょうね。遺言は遺産相続のトラブル回避に役立つ事もあるし、また、その逆もあります。

遺言の利点は、「他人の相続」です。「遺言」により民生委員が相続した話を聞いた事があります。ご存知の通り、民生委員は無給である上、他者のプライバシーを知る事となる職務です。

被相続人は親族がいたようです。遺留分がありますので、遺産を分ける形となったのですが、それでも、その民生委員の相続した物件価格は1億円を超えていたようです。

親族はいても、面倒を見てくれる人のいない資産家は多いのです。そのような人達の身近にいる人は限られます。前回のホームヘルパーや民生委員、病院関係者等がお世話をするケースは多く、そこには貸し借りや個人的感情が生まれます。体も不自由で、何もお返しができない老人達は、せめて死んだ後、残した財産をお礼に差し上げる・・・というストーリーですね。

相続の時には、少なからず親族がでてきます。遺留分がありますからね。親族からすれば、「年寄りを騙しやがって!」・・となります。他人が財産を相続する事により、親族の取り分が減るからです。裁判になる事もあるでしょう。

善意に対する高額のお礼・・それを断れる人は少ないです。しかし、今後は、そのお礼を目的とする人達もでてくるのでは?なんて思います。私の思い違いなら、良いのですが・・。

では、また明日。

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