ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
私道コレクター
私道ばかりを集めている会社があるのをご存知ですか?ジャンルは「事件屋」なのかな?それとも「競売屋」かな?

昔からある業種です。私道の持分をタダ同然で買い集めるのです。競売で落札する場合もあります。私道だけなら安いですからね。そして、道路を利用する人から「配管の掘削承諾」や「建築の同意」を求められた時に金銭を請求するのです。まぁ、昔でいう「ハンコ代」です。

30万とか50万は当たり前。同意をお願いしに行くと、「うちも騙されて買わされたので困っているんです。買い取って下さい。」等といって100万以上の金銭を要求する手口もあります。その場合は「同意書」や「承諾書」には応じないはずです。

このような専門のプロ以外でも、昔に倒産した建売屋や、現在も営業中の不動産屋が持っていたりと、いろいろなケースがあります。私道がお金になる事をプロは知っているのです。

数回に分けて建売を分譲する場合に、まず手前から分譲し、次回は道路を奥に延長して、また分譲をするケースがあります。

その際に、「手前の建売を購入した顧客」に道路持分まで渡していると、道路延長の際に役所に提出する「道路所有者(顧客)の同意書」が必要になり、分譲業者が弱い立場になってしまいます。

だから全ての分譲計画が終了するまでは、道路の持分を顧客には持たせなかったのではないか?と思います。・・で、終わった頃には、面倒くさくなり、そのまま分譲業者が持っていたり、道路持分を渡す前に倒産して、第三者の手に渡ってしまったりするケースもあったと思います。

「将来、同意書等でお金が取れるし、道路さえ持っていれば、顧客が売りに出す時も、当社以外には依頼しにくいだろう」なんて考えてた業者もあるのかな?

いずれにせよ、私道に接した物件で、道路持分がないと査定額が下がります。場合によっては半値以下のケースもあるでしょうね。

不動産の仲介をするなら、私道に関しては「完璧」といえる程に勉強する必要があります。宅建を合格した瞬間に忘れる人が多いですが、道路と排水だけは気をつけましょうね。

自分の知識不足で顧客に損害を与えた時、笑って許してくれる人は少ないですよ。ドラえもんでも側にいるのなら、泣きつけばポケットから何か出してくれるかも知れませんが・・・。

大手企業の求人に直接応募するならDODA
copyright © 2005 ブログ版/不動産業界の歩き方 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.