ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
拝啓1000人様
1月1日からアクセスカウンターを始動したわけですが、今日で1ヶ月です。1ヶ月で約3万7000人くらいの訪問者数です。ほとんどリピーターのようですので、1日1000人強かな。

メールも北海道から沖縄まで、いろいろな人からいただいております。毎日1000人の不動産関係者に読まれていると思うと恐縮します。でもね・・毎日毎日、おもしろい話など書けません・・・マジで・・本当に・・。

『ゴルゴ不動産』も飽きたし、『しょこたん不動産』もウケるのは1回だと思いますしね。そういえば、『美味しんぼ不動産』も2回目まで書きましたね。全部見てる人しか判らない話ですが。

不動産仲介の仕事は、通常は知る事のできない「利害関係によるドラマ」を見る事ができます。人は金がからむと、ここまで凄いか!て感じる事があります。それは時としてストレスになります。

この仕事は精神的に楽ではありません。ストレスで体や精神を壊し亡くなる人がいます。そんな人が業界に入ったキッカケが、このブログだったりすると恐ろしいですね。

アクセスが増えるのを喜んでよいのか?・・罪悪なのか?・・考える事もあります。このブログを見て業界デビューしたというメールも数多くいただいておりますので・・。

しかし、終身雇用制度は崩壊してますので、逆に考えると「不動産業種」のように、「今、稼げる!」という職種は人気がでるかも知れませんね。安定的な職種に就職できないのなら、せめて今、稼ぐ事がリスク回避でもあります。

さて、明日から2月です。今の時期は稼ぎ時です。たくさん稼ぎましょう。私は、春とともにやってくる固定資産税や車の税金を稼がなければなりません。毎年の事ですけどね。
折込チラシ
不動産仲介のチラシの話です。大手系列と地場業者では大きく違う点が1つあります。

大手系列会社のチラシは、自社の媒介物件を垂れ流しでズーッ・・と掲載を続ける傾向があります。値下げした時は大きく掲載し、高い値段のままだと、小さいコマにヒッソリ掲載してます。

地場業者は、そんな垂れ流しチラシはしませんね。反響が第一ですからね。できるだけ新しい物件や、価格的に魅力のある物件を選定してますね。偉い!

大手系は会社の信用があり、安心度が高いため、物件さえ魅力があれば反響につながりますが、地場業者の場合は、よほど魅力的な広告でないと反響はきません。だから、インパクトで勝負する傾向があります。

地域により違いはあると思いますが広告物件の選定には苦労しますね。私は普通の広告で勝負していますので反響は少ないです。

チラシ広告は小さいミスでも許されません。買う気もないのに間違い探しが趣味の人間がいます。チラシ等の広告作成には神経を使います。

平日の昼間はチラシ作りと印刷・・・長いこと、こんな事やってますが、早く新聞折込なんか無くなればよいのに・・なんて、いつも思っています。

10年後くらいには、ネット広告だけになっているのかな?それまで現役でいられるかは別ですが。(笑)
媒介前の聞き取り調査
不動産仲介の話です。不動産売却の専任媒介を締結する前に、売主から聞いておかなければならない事は多いですね。今日は、そんな話。

測量図や謄本、建築確認通知書等の書面で確認できる事は言うまでもありませんが、売主しか知らない事については、いろいろ具体例をあげて聞き取る必要があります。「何か言っておくべき事項はありますか?」なんて聞いてもダメです。「う~ん・・とくに無いなぁ~」なんて安易な答えになりやすいからです。

まさかとは思っても、「一応、お聞きする事になっておりまして。失礼かも知れませんが、物件内でお亡くなりになられた人はいらっしゃいますか?」とか、「近隣とのトラブル等はありますか?」等、必ず聞くようにしましょう。

具体的に聞けば、「あ~、ありますよ、裏のお宅との境界で・・」なんて事はよくある話です。そのような事も査定額に影響する場合があります。媒介後に発覚してから「値下げ」とも言いにくいものです。最悪なのは契約時や、引渡し後に問題点が発覚する事です。

トラブル発生の際は、「売主が言わなかったから悪い」のではなく、「不動産屋が質問しなかったのが悪い」・・というのが常識です。常に顧客より不利な立場だという事を忘れてはなりません。

・・・と、自分に言い聞かせながら書いてます。(笑)
子のために物件探し
不動産仲介の仕事をしていれば、「子供のために物件を探している」という親に出会います。今日は、そんな話。

親が子供のために物件探しをするパターンは、「占い客」の次に難しいです。自分で決められませんし、探してもらっている子供にすれば、「余計なお世話」なんて場合が多いのです。「頼んだ覚えは無い」というパターン。親は、子供に近くに住んで欲しいという願望で先走っているのです。

営業職としても、本人に意思を確認しないと無駄な動きとなります。私から言わせれば、人に頼まれて物件探しをしている者は「客」ではありません。資料くらいは渡しますが、案内して欲しいと言うのなら本人を呼んでもらいます。

本人が物件探しをする場合でさえ、「地形・間取り・方位・設備関係のグレード・車庫の大きさ・・・・等、いろいろ細かい判断基準や好みがあるというのに、親子とはいえ本人以外の人間が、本人の気に入る物件など探せるわけがないのです。結果、本人と面談後に最初からやり直しとなるのです。

親に物件探しを代理させる息子は、嫁探しも親に頼むのだろうか・・なんて思う事もあります。(笑)・・とにかく、そんなパターンは成約確率が低く、チラシでも配っていたほうが有効な時間の使い方だと思います。

私のマネをする必要はありません。どんどん「親のため」とか「子のため」とか「知人のため」の客を案内して、自分で判断すると良いです。体験に勝るものはありません。

では、また明日。

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