ブログ版/不動産業界の歩き方
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契約前と後
不動産仲介の仕事をする者にとって、これだけは気をつけなければならないという事があります。それは、【売買契約の成立前】と【売買契約の成立後】では何が違うのかをハッキリと理解しておかなければないという事です。

例えば・・契約直前に買主が、「契約したら不幸になると占い師に言われた」なんて理由で契約しない事も自由です。契約前なら断る理由すら不要です。気分次第で契約を中止する事も自由です。

しかし・・契約後に、そんな理由で契約を解約しようとすれば違約金を支払う事になります。通常は売買代金の20%と定めるケースが多く、売買代金が1000万円だとしても200万円を支払う事となります。売買金額が2000万円なら400万円の違約金です。

売買契約の前には、いろいろな交渉事が発生するものです。とりあえず契約しないと始まらない・・・なんて感覚で、問題点は白紙解約条項として特約に記載する方法もありますが、本当に白紙解約の方向に進んでしまった時に、売主・買主が素直に解約に応じるとは限りません。

契約前と状況が違っていますし、「白紙解約」が現実化した時に、冷静に対応できる人ばかりではありません。

仲介業者も同じです。契約前なら契約相手を選べますが、契約後は選んでしまってますので後には退けません。既に売主・買主間で契約成立してしまった後に、契約相手を変更する事はできませんね。慎重に取引相手を選べるのは契約前までです。

契約に不安材料があるのなら、その不安を引きずったまま契約するのでなく、全てクリアしてから契約するほうが無難です。解約のリスクが高い博打のような契約で、幸運が続き連勝していると、根拠のない自信が芽生えてしまいます。

冷静に状況を見極め、あらゆる角度で安全を確かめて契約するというスタンスが、不動産取引のスペシャリストに必要不可欠なのです。売主・買主・仲介業者のそれぞれが「契約しない事」を選択できる「契約前」にハッキリさせておいたほうが良い事はないか?・・立ち止まり、考える習慣をつけましょう。

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