ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
仕事の価値感
不動産仲介の営業を長くやっていますので、ラッキーな時期もあり、表彰された事もあります。・・今日は、そんな話をしたいわけではありません。そんな集まりに招かれた時の話。

会場で、表彰される者達と話をして思った事があります。「こいつらとは友人になりたくないな・・」という思いです。ライバル心ではありません。気を許せない感じがするのです。数字を上げる事は職務ですが、数字を上げる人が尊敬に値するかは別です。

誠実そうに『お客様に感謝・・』と言って自己陶酔する者・・・『数字を上げるなんて簡単。できないのはバカ。』と人を見下す者・・・会場を抜け出しては、携帯で顧客に電話する仕事依存症の者・・・それぞれが不幸に見えました。

私は表彰状をいただいても帰宅途中に捨ててしまいます。そんなものに価値があるとは思えないからです。・・・でもね、顧客からもらった「感謝の手紙」は、10年前のものでも大切に持っていますよ。人の心がこもっていますので捨てる事はできません。それが私の価値感です。
建売用地を買う理由
「建売が売れなくて困った。」と悩む業者が多いですね。・・なのに、「なんか建売用地ない?」と聞かれます。売れていないのに建売用地を欲しがる・・素人が聞けば不思議な話ですね。不動産業者が建売用地を欲しがる理由はたくさんあるのです。

①仲介業で儲かった資金で建売を始める。建売デビューです。
②建売が売れてしまったので、次の建売現場を探している。
③建売が売れず、損失分を次の建売で取り返すつもりで買う。
④建売が売れず資金繰りに困り、過剰融資を受けるために買う。

・・・まぁ、こんな感じが多いですね。自社の建売が売れていないのに、次の現場を探している社長さんは上記の③ですね。このレベルの話は普通です。

問題は上記④です。建売を建てて1年も売れないとヤバイですね。不動産屋は事業資金を35年ローンで借りているわけではありません。(笑)通常は1年です。売れなければ返済に困ります。

期限の延長も不可能ではありませんが、会社の評価を下げられてしまい、次回からの融資が困難になります。信用を失うのです。現金で仕入れできる会社以外はアウトです。

それを回避するために次の建売用地を買い、いろいろな名目で過剰に融資を受けるのです。本来の土地購入費を差し引いた「過剰」な分の資金で、前回の仕入れ資金を返済するのです。

銀行に迷惑をかけると見捨てられる・・この恐怖感から、金利の高い金融会社から借りて銀行に返済する例もあります。皆様の取引先も、内情はこんな感じかも知れませんよ。ご用心。
夫婦共有
親からの贈与が約束されている人は高額物件を買う事ができますね。羨ましいかぎりです。お金は出すけど口は出さない親なら最高ですね。

夫の両親、妻の両親、それぞれが贈与する場合もありますし、どちらかの贈与で購入する人もいます。その金額に応じて夫婦間の「持分比率」が決定する事が多いですね。住宅ローンも連帯債務にしているのかな?

「離婚するから売却する」なんて時には後悔しますよ。売却する金額で住宅ローンが完済できないのなら不足分を用意しなければなりません。共有者は売主としての義務を履行する連帯責任が生じます。例えば、こんなケースも・・・

夫「4000万円で買ったのに、査定額は2000万円だってさ。」
妻「買った時に私の親が出した500万円だけは返してよ!」
夫「そんな・・住宅ローンが3000万円も残ってるから無理だよ。」
妻「借金が3000万円も残っていて2000万円で売れるわけ?」

夫「不足分の1000万円を現金で用意しないと売れないよ。」
妻「それなら不足分の1000万円はアナタが負担してよね!」
夫「無理だよ。貯金がないの知ってるだろ。君も出してくれよ。」
妻「ふざけないでよ!子供の養育費はどうするのよ!」

夫「少しづつでも払うよ。今は住宅ローンをどうにかしないと。」
妻「勝手にすれば!アナタ一人で売れば?」
夫「売る時は共有者も一緒でないと売れないんだよ。」
妻「私にも何か責任が生じるの?」

夫「2人で売るのだから、売主として連帯責任を負うのさ。」
妻「まったく・・共有なんかにするんじゃなかったわ。」
夫「買う時は離婚するなんて考えもしなかったからな。」
妻「買う時に、離婚する場合の助言する人はいないわよね。」

夫「そうだろ?だから誰も悪くないんだよ。だからさ・・・」
妻「何よ?」
夫「君の両親に、不足分を出してもらえないかな?」
妻「死ね。」

・・・・こんな事にならないように気をつけましょうね。ご用心。
妖怪
ある地方都市に伝わる都市伝説の一つです。地元ではタブーとされている話です。実在するかどうかは分かりません。不適切な表現がありましたらご容赦下さい。・・・これはババァハウジングと呼ばれている恐ろしい集団のお話です。不良中年女性達が在籍する不動産屋です。そのような集団は全国にあると言われています。

シノギは「抜き行為」です。知り合ったお客様には、『どこの物件でも私が値引き交渉してあげるから、直接に電話なんかしちゃダメよ!』というのが営業トークです。『他社のチラシ見て、気に入った物件があれば私に電話してね。』とも言います。こんな事ばかりしている事から同業者に嫌われて、物件確認で断られるのです。

物件確認で断られると、専任業者に無断で売主宅を訪ねます。偶然に通りかかったような雰囲気で、『あの~、お宅、売れたそうですね。おめでとうございます。』と始まり、『えっ!!売れてないの?売れたって専任業者が言ってたわよ!!当社にも紹介できるお客様がいたのに、契約予定だと言って断られたのよ!!』

こんな感じで専任業者に不信感を抱かせ、専任媒介を解除させて自社に切り替えさせるようです。通常は恥ずかしくてできない行為ですが、怖い者なし軍団ですので平気らしいのです。業界の慣習も宅建業法も常識も関係ないのです。トラブルになれば、相手が100%悪いと主張するのが特徴です。

妖怪になる前は人間だったようです。生保のセールスだった人が多いという話です。どのような過程でガマガエルのような容姿に変化したのは謎です。香水の臭いが強烈で、同じエレベーターに乗ると、正常な人間なら臭覚機能が麻痺すると聞いた事もあります。

まぁ、都市伝説です。気にしないで下さい。でも、もしかしたらアナタの地元にもババァハウジングがあるかも知れませんよ。ご用心。

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