ブログ版/不動産業界の歩き方
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手付詐欺
事業用地がバブル時のように転売されたりしてますので、ブローカーの皆様も稼いでいる事でしょう。しかし、手付け詐欺も横行すると思います。第三者の土地を買い取る契約をした後に、今度は自らが売主となり、転売の契約をして手付金を受け取る。・・・ここまでは、よくある転売です。

違うのは、ここからです。最初の買取り契約が解約になり、転売先への引渡し時には契約不履行・・・手付金は返せない。違約金も払えない。じつは、これもよくあるパターンなのです。でも、何故そんな事をするのか?

金に追われた連中は、とにかくお金を稼がなければならないのですが、刑事事件は避けたいですよね。しかし、不動産取引で転売に失敗するのは民事です。「元地主が契約不履行したもので、転売先の御社に移転できません。ごめんなさい。」と言えば、詐欺ではなく民事事件です。

地主とグルならカンタンです。例えば・・・
1・地主からAが買う契約をする。違約金は10万円とする。
2・Aは売主となりBに転売契約する。手付金は500万円。
3・地主はAと解約する。白紙解約でも違約解約(10万)でもよし
4・AはBに所有権を移転できない。500万円は返さない。
5・地主とAが共謀している場合は、500万円を分ける。
6・AはBに謝る。少しづつでも賠償すると言う。(月1万円とか)
7・騙すつもりは無かったので詐欺ではない・・終・・で、逃げる

Aは地主から土地を購入する契約を締結していますので、詐欺で立件するのは苦労します。地主が解約をしなければBとの契約を履行できた筋書きです。

現実的には、BはAに対して「手付金を返して違約金を払って下さい。」という事になりますが、「手付金は使ってしまいました。まさか、こうなるとは・・」と言い、続けて、「キチンと返しますので、違約金は勘弁して下さい。」となります。

Aは何も払うつもりはありません。言うまでもありませんが、差押える財産は何もありません。これでサラ金から借りなくても、コンビニ強盗しなくても200万なり500万なりの金を得る事ができるのです。

その後はダラダラと、定期的に催促を受けながらフェイドアウトして消えていくのです。Aを詐欺で訴えても得はありません。Aが逮捕されてしまえば回収は不可能となります。月1万円づつでも返済してもらうほうが得・・と判断をしてしまうのです。

逃げ切ったブローカーは味を占めて常習化します。最初の被害者が加害者を甘やかす事で、他の被害者を増やす結果となるのです。自己破産も夜逃げも恐れぬ者と取引する事は愚かです。欲に目がくらみ、怪しい儲け話に乗ると痛い目に遭いますよ。ご用心。

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