ブログ版/不動産業界の歩き方
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訳あり
極端に安い低額物件をチラシ広告等に掲載すると反響数が増えますね。しかし、相場より極端に安い物件は訳ありの物件です。そのような物件を求める顧客はいつも同じタイプです。

低収入でローンの難しい顧客層か投資客です。しかし、訳ありというのは致命的な問題がありますので投資客は買いません。ローン借り入れが難しい顧客層も、お金が無いし借りる事もできませんので買えません。

このような売れない物件は数多く存在します。珍しくもありません。再建築不可・・崖地・・無許可の擁壁・・軟弱地盤・・自殺物件・・既存不適格・・接道なし・・いろいろ有りすぎて書ききれません。

売れなければ値下げすればよい・・と思い、下げても下げても売れない・・という事もあります。無料でもいらない物件もあります。利用価値の無い物件は固定資産税を払うだけ無駄という事です。

実際に、そのような物件を数百万で仲介をした事があります。崖の上の傾いた家でした。購入者は賃貸するつもりでしたが、建物全体が傾いているのでドアも窓も開きません。一箇所だけ開いた状態の窓がありましたが閉まりませんでした。(笑)

結論を言うと、訳ありの低額物件は業者の買取りで話が決まらなければ難しいという事です。一般の顧客に仲介するとリスクがあります。一般の顧客は、「低額だから不具合は我慢する」という美学はありません。瑕疵担保責任を免責としていても、予想を超えた不具合があれば恨まれます。

売主の立場を考えると辛い時もありますが、買取り価格まで値下げする覚悟が無いのなら、売却を諦めたほうが良いと思います。訳あり問題ありの物件を高く売ろうと考える事が間違っているのです。一歩間違えば詐欺です。

我々は趣味で媒介活動をしているわけではありません。売れないものは売れないとハッキリ断言する必要があります。専任媒介欲しさに言い値で受けると後で後悔する事になりますよ。ご用心。



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