ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

好かれる人
昔の話です。誰からも好かれるパートさんがいました。少なくとも、その人の事を嫌いだ・・という人はいなかったと思います。

その人は誰にでも笑顔で対応していました。どんなバカが、どんな自慢話をしても「へぇ〜、凄いですね。」とか、「それは素晴らしいですね。」と同調してくれます。

人の悪口や批判も上手く受け流します。「そうですよね〜、そう思う事もありますよね。」という感じ。一緒になって悪く言う事もなく、だからと言って反対意見など言いません。

人と対立しないのです。敵を作らない・・自分の本心で議論しない・・バカがバカな事を言っても上手に受け流す・・まさに人間関係のプロと言えます。キチンと認識しているのです。損得を。

職場で世間話をする事もありますよね。そこで自己主張をして他人に同調を強要する者もいますが、真のバカと言えます。どうでも良い事に熱くなり、自分の正当性を主張するのは愚かです。

『はいはい、そうですね。そのとおりですね。あなたが正しいね。』と言われて喜んでいるのなら、もう救いようはありません。それは3歳の子供と同レベルだからです。

意見を戦わせて不毛な争いを好む者は得をしません。拳で語り合う少年漫画の世界では無いのです。議論で勝った・・と思う者がバカであり、勝った・・と思わせる者が賢者なのですよ。ご用心。
憑依
ずいぶん昔の話です。自殺現場となった物件の売却を依頼された事があります。そのような物件を扱っていた最中、まったく別の件で違う顧客宅へ訪問した時の話です。

その顧客は、『霊感が強いので霊を感じる場所は避けて家探しをしたい』という極めて難易度の高い顧客でした。霊に憑依されると体調を崩すらしいのです。

・・で、私と話をしている最中に、急に2歩くらい後退りしたのです。そして、「あまり問題のある物件は扱わないほうがよろしいですよ。憑きやすい人は特に気をつけないと・・」と言うのです。

私は、「そうですか?確かに私は、売却依頼を断った事は無いのですよ。問題があっても無くても。ハハハ・・」と言い、帰りました。

しかし・・そんな事を言われると気持ち悪いですよね。科学的、物理的に実証された事しか信じない・・と言うほど頭は固くないつもりです。世の中には解明されていない事もあるとは思います。

あなたの後ろにも誰かがいるかも知れませんよ。ご用心。
誘引
物件案内中の現地にて・・『いかがですか?・・この辺は物件が少ないのでチャンスだと思います。ただし、あまり時間はありません。当社でも別の営業マンが数人の顧客に紹介しておりますし、その中で真剣に購入の検討をされている方もいるようなのです・・

このような場合、先に購入の意思表示をされた方を優先しているのです。とりあえず購入申し込み書を書いて頂き、物件を止めるのが先決です。でないと別の人に止められてしまうからです・・

良い物件は逃げるのも速いですよ。良い物件は人気がありますから、ゆっくり検討していると買えないのです。早く決めれば良かったと、後になって後悔する人は多いようですよ・・

今は決断できない?・・そうですか・・わかりました。では、こうしましょう!私が売主に交渉して金曜日まで物件を止めてもらいます。そうすれば、それまでには結論を出せますよね?そうしましょう。』

・・・なんて感じで契約の誘引をしている会社は、まだあるのかな?冷静な判断能力のある顧客が相手なら、不信感により断られる事になりますよ。ご用心。



ドラえもん不動産2
もしもの話ですが、会社にドラえもんがいたら、是非ともポケットから出して欲しい道具を考えてみた話の続編です。ちなみに初回はコチラ → ドラえもん不動産

消音手袋・・・・マンションの集合ポストにチラシを投函する時、この消音手袋をすると音が消えるので、管理人さんに見つかる事なく静かに投函できるという仲介営業マン待望の一品。

占い客除けシール・・・・このシールを店の入口に貼っておけば、成約確率0.001%以下と恐れられる「占い客」が逃げていく不動産営業マンにとって悲願の一品。

ビジュアル系マスク・・・・このマスクをすると、男性の営業職は福山雅治に・・女性の営業職はリア・ディゾンに変身可能となる。顧客を虜にする最強ツール。

1日頭取券・・・・銀行でこの券を提示すると、銀行員は震え上がり、最速で決済を終わらせる効果がある。残金決済の時に便利。出金、振込も最速で対応。応接間で無駄な世間話をする苦痛の時間は避けられます。

ドラえもんがこのブログを見ていたら、是非お願いしたいですね。

管理能力テスト
不動産仲介会社で出世しよう!と頑張っている人のために、部下の管理能力テストを実施します。

【問1】下記のような部下について、どう判断すべきか?

部下から・・・『あの〜、週末に予定している契約の件なのですが、売主の業者がですね、値引きが高額なので、手数料は払えないと言っているんですよ。・・・もちろん私も言いましたよ。どうにかなりませんか?って。

そしたら、「売主としては、大幅な値引きで赤字ですが、御社は買主から手数料を受領するのだから、ウチよりはマシでしょ?」て言うんですよ。・・ま、もっとも、そうなんですけどね。しかたないですよね。いまさら顧客に仲介できないなんて言えませんしね。

火災保険ですか?・・じつは買主の知人で保険の代理店をやっているのがいるらしく、当社も代理店だとアピールしたのですが、あまり強くは言えませんでした。・・え?私の知り合いの保険屋じゃないかって?冗談やめて下さい。私は、そんな悪ではありません。

・・ところで司法書士の件ですが、今回は買主側の指定も無いし、売主にも任されていますので、会社指定の司法書士に依頼するつもりだったんですけど、・・いや、本当にそう思ってたのですよ。

でも、今回の決済は移転だけなので、儲からない仕事でしょ?・・で、私の知り合いに任せようと思うのです。買主は、「1円でも安く!」と要望していますので、安くさせます。いいですよね。』と言われた時に、どう判断すべきか?

1・真面目な営業職
2・不自然さは感じるが真面目
3・見えない動きをしている可能性がある
4・確実に抜いてる

【解答】 4

仲介料に関しての値引き等は、よくある話です。全体の流れを把握して不自然さが無いかチェックする必要があります。業者が売主の場合は、担当者個人に手数料を払うケースがあります。売主も、正規に手数料を払うより、担当者に半額払う事で話をつけたほうが得です。

火災保険も同じです。知り合いの保険代理店から紹介料をもらうのは、リベートの初心者コースです。司法書士も、数千円程度の紹介料を払う事があります。営業マンは、そのような先生を利用したがります。「信頼できる先生なので、どうしても使いたい!」と上司に懇願する営業もいます。たかが数千円のために、よくやるな・・と感心します。そのうち痛い目に遭いますよ。ご用心。

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