不動産屋というと、一般的には派手なスーツや派手な腕時計をイメージする人が多いですね。しかし、地味な服装を好む会社もあります。地味の美学は奥が深く、地味には意味があり、利益があり、知的なのです。人より目立たない、自慢しない、不快感を与えないのです。

営業マンの服装に関しては、銀行員が良い見本です。Yシャツは白、背広は紺かグレーです。派手な腕時計は厳禁です。派手な服装や装飾品は、「人に自慢したい！」という気持ちの表れです。それは不快感を与えかねません。

もし、銀行員がピンクのＹシャツを着て、高級腕時計をして出勤したとします。たぶん同僚達から、「おい！どうしたんだよ・・まさか！辞めるつもりなのか？」と聞かれる事でしょう。そして心の中では、（こいつ・・終わったな・・バカな奴だ・・）と思われるのでは？

派手な服装は暗黙のルールを守れない証です。堅い組織の中では危険人物と見なされます。自分勝手な行動は組織に迷惑をかける可能性が高いのです。まぁ、ほとんどの不動産会社には関係のない話です。自己主張が強く自分勝手な者のが多い世界です。

地味なサラリーマンは、派手な服装の不動産屋を見て、（カッコいいな・・）と思ってはいないはずです。もしかすると、（いいな・・馬鹿は・・）と思われているかも知れません。ご用心。