ブログ版/不動産業界の歩き方
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建物を語る者
昔、ある営業マンが、「A社の建売は建物が良くないよ。B社のほうが良い」と訳知り顔で話しているのを聞き、疑問に思った事があります。じつは・・A社もB社も同じ下請け業者を使っていたからです。建売業者の多くは、建築工事を下請け業者(工務店)に発注しています。安く建てる事ができる工務店は人気があり、複数の建売会社から仕事を請けています。

10社以上の建売会社から仕事を請けている工務店もあります。顧客にお渡しする建物の保証書も、建築会社の名前は下請け業者になっていたりします。購入者が建物の不具合について売主の建売会社にクレームの電話をすれば、「担当者に行かせます!」と答えますが、来るのは下請け業者です。

下請けが同じでも、まったく同じわけではありませんけどね。下請け業者も予算に合わせて請け負います。坪40万コースと坪50万コースでは差がでますね。たとえば・・発注する建売会社が下請け業者に、「予算アップするから、南欧風の建物にして欲しい」と依頼すれば他社と差別化できますね。自社ブランドの誕生です。(笑)

建売会社の社長が建築士か?昔は大工さんだった場合は少し安心です。建築士や大工さんだった場合は、同じ下請け業者を使った場合でも、下請け業者の緊張度が違います。手抜きは全て見抜かれます。『なんだこりゃ~!手を抜きやがって!やり直せ!』と怒鳴られますからね。

冒頭でお話した営業マンが、A社とB社の下請け業者が同じだという事を知っていて、予算(坪単価の差)や、建売会社の社長さんの能力(建築士・大工さん・素人)についてまで理解していてA社とB社の差を語っていたのなら評価できますが・・そうでないなら、笑われるかも。ご用心。

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