ブログ版/不動産業界の歩き方
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不信
19××年・・今頃の季節だったと思います。不動産の売却相談があり、早速に地図で場所を確認しました。田畑の多い地域でした。都市計画地図を見ると、やっぱり市街化調整区域内でした。市街化調整区域は「市街化が抑制される区域」のことです。

その物件は古い木造の家でした。現地へ行くと、4M幅の通路の突き当たりに3件の住宅があり、その内の1件が物件でした。その4M幅の通路が建築基準法の道路ではなく敷地延長部分でした。道路に対して間口2Mを確保できるのは2件分です。

しかも、その敷地延長の路地状部分は3名の共有でした。依頼者に聞くと、「建築の許可は取っている。だから高く売却したい!」との事でした。私は役所へ行き、建築許可に関する調査をしました。役所の見解では、建築は難しいとの事でした。

地域内の建築確認に関する台帳を数時間かけてチェックしましたが、建築許可を得た形跡がありませんでした。私は役所の公衆電話から依頼者に電話しました。建築許可を得た記録がないと告げると・・「あ、やっぱりバレちゃいました?ハハハ。・・じつは無許可で建てたんですよ。」との事でした。

値切られたくないから嘘をついたのです。私は売却依頼を断りました。嘘をつく者と不動産取引はできません。調べて判明する事ばかりなら良いですが、所有者しか知りえない事もあります。取引後に嘘が発覚すれば、トラブルに巻き込まれますからね。ご用心。

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