ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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出せない手紙
たしか今頃の季節でしたね。あれから10年の月日が経ちましたが、今でも君を思い出します。幼かった君の笑顔も、君の泣き顔も、君が好きな歌も覚えています。

君と過ごしていた頃は、それが永遠に続くように思えました。離れて暮らすようになってからは、もっとやさしくすれば良かった・・もっと一緒に過ごしたかった・・そんな事ばかり思う日々でした。

不動産の仕事が忙しい事を理由に、家族と過ごす時間を削った報いですね。大人の都合だけで君を悲しませる選択をしたのです。別れた日の君の泣き顔は、今も私の脳裏に焼きついています。

時が流れ、君と離れて暮らす日々にも慣れましたが、君と同じ年頃の娘を見るたびに君を思い出します。成長した君の姿を見る事はできませんが、いつも君の事を想っています。

君が幸せな人生を送れるよう、心から祈っています。
先の見えぬ日々
今思えば、2年前が一番の稼ぎ時だったように思えます。昨年の春頃から下降線で、現在もその延長線です。新築マンションは売れなくて困っていると聞きます。銀行は雨の日に傘を貸しません。

倒産情報の閲覧を日課にしていますが、毎日毎日よく潰れます。この半年間で倒産した不動産会社は数え切れません。数十億~数百億の負債で倒産した会社も少なくはありません。

今から販売を開始するマンションの多くは、その敷地となる土地を1年~2年前に今の相場より高い金額で仕入れています。それでも採算が合うと考えていたのです。しかし・・・。

不動産業界の外にいる人は、ニュースで「倒産」という結果だけを知る事になりますが、不動産業界の内側では、その前の段階を知る事になります。それはまるで悲鳴のようです。

資金繰りで走り回る経営者・・不安に怯える社員・・態度を変える金融機関・・。とりあえず今日を無事に過ごす事ができれば良い・・そう思いながら、緊迫した日々を過ごす者も多い事でしょう。

地価は下がっても、またすぐ上がる・・そう信じている者もいます。・・サブプライム問題の余波が過ぎ去ったとしても、少子化問題が残っていますよ。人口は減り、土地は余るのです。100年後に土地が値上がりしても、我々には関係ないのです。ご用心。
土地を探す人達
不動産売買の個人向け仲介は、中古戸建て、中古マンション、土地、を探している人に物件を紹介するのが主な仕事です。その中で難易度が高いのが、土地探しだと思います。土地探しをしている人と中古マンションを探している人を比べると、いろいろな差があります。その差が成約確率の差となります。

たとえば、中古マンションを探している人は、中古でも良いという妥協ができる人です。少々は古くても良い・・多少は汚れていても良い・・そのような感覚があります。また、中古マンションは同じ間取りの物件が沢山ありますので、気に入った物件が売れてしまっても、他の部屋が売りに出たら購入する確率が高いです。簡単に言えば、「どの部屋を購入しても同じ」という事です。

土地を探している人の場合、その土地に建物を新築する事が前提です。建物に妥協する気持ちは無いので、建築条件付の売地は除外です。多くの場合、住宅展示場で住宅メーカーと関わりを持ち、土地を見つけ次第、建物は住宅メーカーに任せるパターンです。住宅メーカーは建築予算を確保するため土地の予算を削らせます。その結果、低予算で土地を探す事になり無理が生じます。

また、土地は場所さえ知らせてもらえば、自分達で見に行きますので案内不要となり、セールスの機会を失います。同業他社にも声をかけている可能性が高く、希望条件の流通物件は全て把握している人もいます。インターネットで検索しまくれば、レインズより多くの物件を知る事ができます。独自情報でない限りは、「それ知ってます」と言われる事になります。

土地探しをしている人で、資金繰りに不安がある人もいます。頭金0で、「良い土地があれば買って、そのうち注文建築で建てようかな。」なんて人もいますが、土地で融資を受ける際は、建物の建築時期が確定していて、その建物にも抵当権が設定できる見込みがないと難しいです。建築条件付の売地が最適な顧客ですが、建物は住宅メーカーを希望していたりと、理想は高かったりします。

月末が近くなり、「月内に契約しないと・・」と考えている営業マンもいるのでは?顧客リストを眺め、どの顧客に攻めようか?・・と考えているのなら、中古マンションを探している顧客で勝負したほうが良いですね。土地探しの顧客は、住宅メーカーが建築プランを入れてから決断しますので、急ぎの契約は無理です。ご用心。

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