ブログ版/不動産業界の歩き方
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古家付土地の査定
古くて再利用できそうもない建物がある土地を査定する時に、所有者(依頼者)から、「建物は価値が無いので、外から土地だけ見て判断して下さい」と言われる事があります。しかし、建物に価値が無くても、建物内を見る事は大切です。

たとえば、現況の建物が傾斜している場合、地盤が軟弱である可能性がありますが、外から見て判別できる程に傾斜している例は少なく、建物内に入り、歩行して感じる違和感や、ドアや戸の閉まり具合をチェックして発覚する事が多いのです。軟弱地盤は土地の査定価格に影響します。

古家付きであれば建物の解体費用も計算します。未登記の増築部分があっても、建物内を拝見する事により把握できます。建物が2階建てなら2階に上がり、窓から下を見下ろす事により、隣地と査定地の境界線から、越境したり越境されている物を発見する事もあります。土地の売買契約をする前に知る必要があります。

また、査定とは関係ありませんが、依頼者の生活している状態を見る事により、取引する際のヒントや注意点が見つかる事もあります。建物内が散らかっていたり、不潔な雰囲気があれば、それも何かのヒントになります。仏壇があれば、お亡くなりになった場所や死因が気になります。

建物内は情報の宝庫です。査定は通過点であり、その後の売却活動、売買契約、引渡し、クレームという流れがあるのですから、査定の時点で予測できるヒントがあれば見逃さない事です。より多くの情報を得る事により、取引の安全性が高まるのです。ご用心。


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