不動産仲介の営業は、顧客と出会ってから契約する直前までの過程において、顧客が不愉快な感情を表す事があった場合は、無理をして契約をしないほうが良いと思います。

そのような場合、顧客の我がままが原因なら、性格が原因ですので、まず解決しません。また、不動産会社側に原因があったとしたら、後々まで影響するので良い取引とはいえません。

仲介業者は弱い立場ですが、契約直前までは危険から逃げる事ができます。しかし、契約をしてしまえば最短でも引渡しまで・・長ければ引渡し後も責任から逃げられる事はできません。

不動産業者と消費者では仲介責任の範囲について見解の相違があります。人は誰でも自分が正しく相手が間違っていると考えますが、その考えが強すぎる者と議論しても無意味です。

不動産会社の者は不動産の専門職ですので、顧客は弱者の立場を主張します。せめて顧客が誠実なタイプであれば解決策もありますが、すぐ感情的になるタイプは最強の弱者です。ご用心。