１９××年・・まだ学生の頃、いろいろなアルバイトをしました。ビル掃除、喫茶店、魚屋、酒屋、釜飯屋、寿司屋、ヤキソバ屋、カキ氷屋、中華料理店、団子屋、ガラス工事、道路工事、瓦屋・・。

飲食店でアルバイトをしていた頃は、（毎日毎日、人が食べる料理や飲み物を運ぶだけの人生は嫌だな・・）と思い、将来の職業選択では、飲食業は避ける事にしました。

建設関係の工事やビル掃除のアルバイトをしていた頃は、作業服を着ている事が恥ずかしかったです。スーツを着た若者が輝いて見えました。（スーツを着て仕事がしたい・・）と思いました。

・・で、不動産会社に就職して、不動産業界内で営業会社を転々として来たわけです。・・・まぁ、スーツは着ました。景気の良い時は贅沢もしました。しかし・・想像していたより厳しい世界ですね。

景気が悪い時の不動産営業マンは悲惨です。社内の営業マンが急速で入れ替わります。自分のデスクは誰かが辞めたから空いていたのであり、自分が去れば新しく配属された者が座ります。

この不動産業界で一時的に稼ぐ者は誰でも可能です。しかし、不動産業界で長く生き続けるには、稼げない時の体力みたいなものが必要です。精神力と蓄えです。

少なくとも年内は、マンション販売会社や建売会社の倒産が続くと思います。スーツを着た者達が路頭に迷う事となります。不動産業界に残るのか？今から考えておくと良いですね。ご用心。