ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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銀行の応接室にて
ある取引の決済で起きた出来事です。いわゆる『共同仲介』で私は売主側(物元業者)で、買主には買主側の客付業者がいました。まぁ、普通に打ち合わせをして決済日を迎えたのですが・・

客付業者の担当者は中年女性でした。偏見かも知れませんが、私は共同仲介する際に相手の担当者が中年女性だと警戒レベルが上がります。その時も少しは心配してました。

決済は順調に進みました。売主の必要書類は全てチェックが終り、所有権移転の委任状も売主の署名押印が終り、後は振込手続きを待つだけか・・と思った時に司法書士が言いました。

『買主様の住民票をいただけますか?』・・すると買主は、『えっ!住民票が必要なのですか?事前に聞いていませんでしたので、用意してませんが』・・すると客付の担当者が怖い顔で・・

『先生!住民票が必要なんて私に言ってないじゃないの!!』と、司法書士に向かって怒り出したのです。私は、「とりあえず決済を終わらすか?住民票を取りに行くか決めましょう!」と言いました。

この程度の解決方法はいろいろありますが、とりあえず決済して、その後に住民票を取りに行く事になりました。・・まぁ、司法書士も必要書類を事前に伝えておくべきでしたね。

しかし、担当者だって司法書士に聞かなくても分かりそうな話ですよね。『会社に行く時は靴を履くように』とか、『弁当を買いに行ったら箸も忘れるなよ』なんて事は誰も言わないのと同じです。

若い新人なら、『こいつ新人だな?』って社外の人も分かりますが、中年の新人は外見で判別できないから怖いです。外見は社長か部長に見えても素人のケースだってあります。ご用心。

追伸:私が過去に書いた決済の話
年老いた司法書士
ゴルゴ不動産3
臨機応変
最悪の決済
権利証


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