ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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微妙な心理的瑕疵
物件内で過去に自殺、他殺等の事実があった場合は契約前に説明しなければなりません。説明しないと心理的な瑕疵担保責任が生じるからです。では、死亡した瞬間が物件の外なら?

死亡した原因となる行為が物件内で行われ、死亡が確認されたのが敷地の外・・説明すべきですね。事件・事故により物件内で死亡したのと同じレベルで、一般消費者には嫌われます。

こんなケースは?・・物件内で腹を刺されて病院に到着後に死亡・・これは契約時に説明すべきですね。しかし、刺された部分は手術を成功したが、翌日に持病の心臓病で死亡・・なんか微妙。

あるいは・・物件内で腹部を刺されて救急車で搬送中に交通事故に巻き込まれて、衝突事故による脳挫傷にて死亡・・微妙ですね・・私なら説明しますけど、殺人事件とは言えませんよね。

こんなケースは?・・繁華街で喧嘩をして重症を負い、助けを求めて知人のマンションへ・・その知人宅で死亡・・後日、その知人のマンションを売り出すとしたら査定額は通常より安くなるのかな?

・・だとしたら知人は、『救急車を呼ぶから、部屋には入るな!おまえがここで死ぬと、俺のマンションの価値が下がるだろ!』と言う必要がありますね。理不尽な話です。ご用心。
スリッパは知っている
ずいぶん前に取引した古い中古住宅の話です。・・物語は、その家を売り出す数年前に遡ります。所有者は高齢者でした。その家で一人暮らしをしていました。

ある日、ホームヘルパーが訪ねると、ご老人は玄関を上がった場所で倒れていました。既にお亡くなりになっていたのです。発見者はすぐ警察に通報しました。検死の結果は心不全・・

外傷もなく事件性はありませんでした。亡くなった日についてですが、・・発見された日から7日前に親族が訪れた時は元気だった・・スーパーのレシートにより、4日前まで買い物をしていた・・

しかし、郵便ポストに溜まっていた新聞をチェックしたところ、3日前の朝刊から手をつけていなかったので、4日前の夕方から3日前の早朝までの間にお亡くなりになったのでしょう。

玄関を上がったところで亡くなっていたのに、スリッパがキレイに並んでいたことだけが謎だと関係者が言ってました。どんな倒れ方をしてもスリッパの列を崩す位置だったそうです。

真相はスリッパしか知りません。もちろんスリッパは教えてはくれません。相続物件だと聞き、念のために故人の死因を聞いたところ、このような長い話を聞くこととなったわけです。

しかし、人が亡くなった家は事件性がなくても売りにくいですね。自宅で亡くなるのは普通のことだと思うのですが、説明しておかないと、『聞いてなかった!』と騒ぐ買主もいます。ご用心。
金魚
不動産不況はいつまで続くのか?・・というようなメールもいただきますが、私に分かるはずもありません。あらゆる事が複雑に絡み合っています。その途中経過が昨日であり、今日なのです。

訳知り顔の専門家達は、海外の投資企業の投資マネーがどうのこうの・・ファンドがどうのこうの・・と語るでしょう。世界を動かしている者を知るような発言ですが、それも言論の自由です。

日本の投資価値・・の根底にあるものは、防衛力だと思います。戦争が始まりそうな国の不動産に投資する者はいないでしょう。そのようなリスクに見合うほどの投資価値がないからです。

日本は、ロシアや中国大陸、朝鮮半島、台湾に極めて近い位置にあり、安心して眠れる状況では無いのですが、大事には至らない理由は、日本の軍事力と日米同盟が存在するからです。

また、国内において治安が維持できている理由は、警察官の拳銃所持により犯罪を抑制しているからです。豊かな生活とは、物理的な攻撃力により安全が保障されている事が前提なのです。

相手に対して、『強いぞ!』と威嚇する効果です。一人暮らしの若い女性が、『私は襲われても無抵抗でいることを表明します。無益な戦いを放棄します。』というならば、平和ボケがキツイですね。

1日3食の国は3割以下です。全ての人間が1日3食を強く望めば全世界で戦争になります。そうではない現在の状況は、かなり不安定な状況とは考えられないでしょうか?

不動産不況も困ったことですが、食料や、エネルギー、領土、宗教・・という問題のほうが怖いですね。現在の全方位土下座外交で解決できるのなら、それなりに評価しますが、無理だと思います。

景気・不景気なんて、防衛力の上で成り立つ自由民主主義・・の上で成り立つ自由経済・・の上で成り立つ話です。不動産業界は、薄い氷の上に置いた金魚蜂の中の金魚と同じです。ご用心。
見放された者達
現在のように不動産が売れない時期は、たとえ大きい不動産会社でも幹部は苦しい立場となります。良い時期に業績を上げて出世した幹部は少なくありません。それが自分の実力である!と、上にアピールする能力が人並み以上であることは認めます。

しかし、時代が常に味方をするとはかぎりません。良い時の業績は「自分の実力」で、悪い時の業績は、「サブプライムローン問題の影響で・・」なんて言うのは見苦しいです。そのような不動産会社の幹部は責任を取ってはいかがでしょうか?

時代が味方して出世したのなら、それも運です。そして現在の不況も運です。不動産営業の個人業績は、縁や運が深く関わります。たとえば、不動産仲介会社の場合、チラシの問い合わせに関して、営業担当者を順番制にしている会社は多いですよね。

自分の順番で得た客が『格安物件の売却相談』で、次の順番の者が、『事業用地の売却相談』なんてこともあります。その運により出世する者もいれば去る者もいます。景気の浮き沈みや運、不運に翻弄される仕事は、楽しくもあり、また残酷でもあります。

良い時期があったのですから、今の時期も受け入れなければなりません。チラシの反響が少ない時に、「マンションの集合ポストにチラシを撒いてこい!」と指示する程度の指導力なら、猿以下の能力なのですから、運に見放されたら終わりです。ご用心。

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