ブログ版/不動産業界の歩き方
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高いと困る査定
ある日のことです。不動産の査定依頼のため現地に行き、所有者からいろいろな書類を見せてもらっている時に、『他にも数件の不動産を所有しているので査定してもらいたい』と依頼されました。

遠くの物件もありましたが、チャンスと思い承諾しました。権利関係を調べてみると根抵当権設定で高額の極度額が設定されていました。所有者は自営業でしたので、とくに驚く話でもありません。

数日後、査定報告書を持参して所有者宅へ訪問したのですが・・所有者は所有物件の査定価格が思ったよりも高かった事を知り困った様子でした。所有者は低い査定価格を期待していたのです。

所有者は自分で任意売却をしようと考えていたようです。債権者(金融機関)には低い査定額を伝え、その低い金額での売却に同意(抵当権抹消)にしてもらいたい・・と交渉していたのでしょう。

そのような交渉の道具に、査定報告書を利用したかったのに査定価格が高いのでは都合が悪いのです。実際は高い金額で売買して、その差額は所有者の懐に入る・・という計画が失敗します。

査定額を低くして欲しいと言われましたが断りました。依頼者の希望額で査定しても査定の意味がありません。それに査定書が欲しかっただけの依頼者です。関わっても損するだけと判断しました。

破滅するタイプには共通点があります。『自信過剰で楽観主義者』です。『自分勝手で無責任』であることも多く、そのような者と関わるのは、飲酒運転の車に同乗するようなものです。・・ご用心。

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