ブログ版/不動産業界の歩き方
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背徳の報酬・着物
19××年・・その男は解体予定の中古住宅で煙草を吸っていました。自分が売買仲介をした物件で、明日から解体工事に入る予定でした。親が亡くなり相続人が相続物件を売却処分したのです。

貴重品は何もなく、残存物の処分から解体工事まで全てをその男は任されていました。タンスには着物がありましたが、売主は『気持ち悪いので不要です。欲しければ差し上げます』との話でした。

(そういえば、以前勤めていた会社のパートさんが、古着を集めるのが趣味と言ってたな・・)と思い出し、捨てるのはもったいないので、あげようと思い、タンスの中の着物(和服)を車に積みました。

後日、そのパートのおばちゃんに着物を渡すと、『欲しい着物だけ選別して残りは処分するわね。』と言うので、男は、『ゴミ処理で焼却処分する予定だった物だし、好きにしてよ。』と答えました。

それから一週間後・・そのパートのおばちゃんから連絡があり、会うことになりました。『はい、どうぞ』と渡された封筒の中身を見ると・・30万円!!男は、『えっ!30万入っているよ!』と言うと・・

渡した着物の中から自分の好きなものだけ除き、残った着物も捨てると悪いので、和服の古着買取り専門店で売却したとのこと。・・その男は封筒を握り締め、喜びよりも、ショックで落ち込みました。

(今まで数多くの解体現場で、いったいどれだけの着物(和服)を焼却処分して来ただろうか・・もっと早く知っていれば、数百万にはなっていたのでは?・・悔しい・・悔しすぎる・・)と後悔したのです。

和服・着物の古着は町のリサイクル屋の買取り価格が1着数百円でも、和服買取り専門店なら高額で買取るのです。見た目は地味でも、大島紬など素材の良いものは、予想外の値段がつきます。

男は、(焼却処分される運命だった着物だし、まぁいいか)と思い、ありがたく頂戴しました。(着物にも命がある・・日本の伝統美を救ったのだ)なんてね。自分を正当化する都合の良い詭弁かな(笑)

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