ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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ゴネ得
契約とは約束であり、契約書には約束を守るべき約束と、その約束を守れなかった場合の取り決めを記載します。文章の理解能力は個人差がありますが、契約内容を理解できない業者もいます。

物件を買い取る契約をした業者が、都合が悪くなり解約するのなら、契約の定めに従い手付け放棄か?違約金を支払う義務を負うものですが・・勝手な理由で白紙解約を主張する業者もいます。

一般消費者にも契約条項を無視する人がいます。実際にあった例ですが・・大手系2社の共同仲介で個人間の売買を成立させた後、買主が、『やっぱり契約を白紙にしたい。手付金を返えせ!』と・・

言い出したそうです。客付業者は契約条項を説明して手付解約の期限内である事を説明すると・・買主は売主へ直接に電話をして、『手付金を返してくれ!』と言い、売主は物元業者に相談しました。

物元業者は客付業者に連絡して、2社で協議した結果・・白紙解約する事にしました。物元業者いわく、『売主様は紛争を避けたいそうです。お互い時間と労力の無駄を避けましょう。』との事でした。

新人向けに解説すると・・契約条項では買主の手付放棄です。それは売主も物元も客付も理解しています。白紙解約に応じる必要は無いのですが・・買主は、『泣き止まない赤ちゃん』と同じで・・

何を言っても無駄なわけですから・・相手にするのも疲れるし、野良犬に噛まれたと思って諦める・・という結論に至ったのです。仲介業者2社は、大人の対応をしてくれた売主に感謝をしました。

法的に正しい者も、裁判で勝てる者も・・それを根拠に戦うとは限りません。金が無い者に賠償請求しても意味がないし、裁判で勝訴しても訴訟費用のほうが高ければ意味がないしね。(笑)ご用心。
適切な距離感2
誤解を恐れずに言えば、不動産屋に極道ファンは多いです。暴力団との関わりを誇らしく自慢する社長さんや営業マンも星の数ほどいます。そのような発言は、周囲を威圧する効果もありますね。

全国に8万人はいる暴力団員の大半が賃貸物件に住んでいます。その賃貸物件が民間の物件なら不動産屋と関わりがあるのは当然です。逆に言えば不動産屋と関わらず生きる人は少ないです。

ま、そんなわけで、不動産屋はいろいろな人と関わる商売のため、暴力団員に限らず、警察官でも弁護士でも医者でも知り合う機会はありますが、通常は取引(賃貸・売買)だけのお付き合いです。

しかし、不動産屋側に・・何かあった時に利用したい・・知り合いにヤクザがいると自慢したい・・なんて願望があると相手に見透かされます。『困った事があれば相談してください。』なんて言われて・・

うれしい気持ちになる者もいるのでは?自分が強くなった気分になるのも理解できますが、彼らはボランティア組織ではありません。貸し借りを重んじる団体です。・・借りを作れば弱みになります。

若い衆がアパートを借りたいが、審査を通して欲しい・・面倒を見てる風俗店が賃貸契約でトラブってる・・金を貸してる奴に住宅ローンを組ませて金を回収したい・・なんて相談を受ける事になります。

そんな相談を受けているうちに人間関係が構築されるというか、深い関係になるのです。良好な関係の時期は牙を見せる事はありません。冗談も言えるフレンドリーな関係という甘い認識になります。

その後は運次第です。運が良ければ何も起きません。知人にヤクザがいると自慢する程度で不利益もないでしょう。しかし不運が訪れたらアウトです。無理な相談をされて断れない状況となります。

昔は自分もワルだった・・なんて社長さんや営業マンも多くいますが、そんなノリで仲間意識みたいな付き合いをしていると後悔しますよ。ま、後悔した時には手遅れなんですけどね。(笑)ご用心。
右手で握手、左手にナイフ
円満に終わる取引ばかりなら良いですが、契約時には予想していなかった問題が、後から発生するケースは多いです。売主か買主のどちらかが業者の場合は、仲介業者の緊張度が高まりますね。

終わり良ければ全てよし・・とは言いますが、最初から金額交渉でガタガタと揉める事も多く、最後に合意したとしても、不満・不信・疑惑などの感情が残ります。そんなケースでは、最終決済まで・・

いろいろな不運が重なるものです。仲介業者は中立の立場を貫くと良いのですが、物元は売主、客付けは買主の味方となり、トラブルが発生すれば全面戦争に突入したような大騒ぎになります。

仲介営業を長くやっていると、悪い予感や嫌な予感が鋭くなりますね。悪い予感をさせる原因は・・売主・買主の言動・仕草・表情・・会話をしている時の数秒間の沈黙・・しらけた空気(雰囲気)等です。

何も起きなければ我慢できたはずの小さい不平不満は、トラブルが起きた時に爆発します。ま、大半の取引は無事に完了しますが、取引が無事に終わった後に怖い話を聞かされて知るのです。

『もしも、要望が通らなかったとしたら、徹底的に戦うつもりだった』とか、『弁護士と相談していた。訴えるつもりだった』とか・・ま、取引は無事に終わった後なので、もしも・・の話なんですけどね。

不動産業界には短気で好戦的な者が多いです。ビジネスを戦いに例える話は多いですが、臨戦態勢というか、【右手で握手、左手にナイフ】・・って雰囲気の取引もあります。すごく疲れますよ。(笑)

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