ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
雑談24
〇私は【スポンサーがいる会社の代表者】と【妻や親族を会社の代表者にしている者】には警戒レベルを上げる事にしています。当人はスポンサーだのバックボーンだのと表現しますが、聞いている方は胡散臭い感じがします。ま、長続きはしないケースですよ。

実質的な経営者である本人が代表者にならず、妻や親族を代表者にしている会社も胡散臭いですよ。ま、実質的な経営者が代表者になれない【理由】があるでしょう。破産したり、事件を起こして執行猶予中だったり、ま、そんな理由が多いとは思いますけどね。

私の知人でも、上記の2つの条件を満たす者がいます。妻を代表者にしている不動産会社で資金はスポンサーが出している会社・・って事です。なるべく付き合わないようにしていますが、噂は耳にします。同業者とのトラブルとか、悪い噂ばかりです。怖い怖い。

【他人の金】と【別人の名前】で商売をする者は困ると人を欺きますよ。・・ま、生き方は人それぞれだし、べつに私には関係ないですが、私が付き合う相手は私に決定権があります。言葉巧みに人を欺いて生きる者と付き合うほど、私は自信家ではありません。
雑談23
○25年は不動産業界で仕事をしていますが、第三者を指して『あの人は不動産ブローカーですよ。』と言うセリフは聞いた事があっても、当人から『私は不動産ブローカーです。』というセリフを聞いた事がありません。日本における不動産ブローカーの定義は・・

曖昧ですが・・一般的には、宅建業の免許が無い個人が裏取引で暗躍している・・ってイメージですね。大半の宅建業者は、不動産ブローカーと呼ばれる人達を見下していると思います。ま、無責任で嘘つきな者も多く、見下されて当然の者も多いのが現実です。

ただね・・【宅建免許が無い個人の不動産ブローカー】なんて、現実的には、あまりいませんよ。・・ま、その話は後にするとして、とりあえず下記の4人に対してどんなイメージをもつでしょうか?

①宅建業者の社長が毎日、知人や業者を訪問して・・物件情報を集めて・・不動産ブローカーのように業者取引で稼ぐ

②宅建業者の専務が毎日、知人や業者を訪問して・・物件情報を集めて・・不動産ブローカーのように業者取引で稼ぐ

③宅建業者のフルコミ営業マンが毎日、知人や業者を訪問して・・物件情報を集めて・・不動産ブローカーのように業者取引で稼ぐ

④不動産ブローカーが毎日業者まわりをして業者取引で稼ぐ・・成約の際は、知人の宅建業者が契約の手続きをする

ま、①②③は立場が違うだけで後の文章は全部同じですが、現実的には、①の社長は、以前から不動産ブローカーで、最近儲けた金で会社を設立したってケースもあるし、②③④は全てフルコミだったりします。名刺の役職に、ハッタリ以外の意味はありません。

仕事内容が同じでも、名刺の肩書きが違えば対外的な信用やイメージに差がでますね。で、話を整理すると下記のとおりですが、④が宅建業者のフルコミなら、①~④は全員が宅建業者扱いです。

①~④の全員が不動産ブローカーの仕事をしている。
①~④の全員が宅地建物取引業者として契約・仲介が可能。
②~④はそれぞれ肩書きが違うが全員フルコミの可能性がある。
①は不動産ブローカーが宅建業者になっただけ。

そんなわけで、不動産ブローカーの法的な立場は、宅地建物取引評者の従業者である事が多く、そうでない場合でも宅地建物取引業者の周辺関係者である事は確実です。よくいるタイプは・・いつもノーネクタイ・・金を持っていても、だらしがない服装・着こなし・・

過去の取引における成功談や自分の人脈についてなど、自慢話が多い・・クレジットカードを持っていない・・離婚歴アリ・・日本人ではない若い奥さんがいる・・宅建主任者資格など無い・・業界の底辺にいるのにプライドが高い・・なんてね。いい過ぎたかな。(笑)
雑談22
○知人の業者から、賃料の安い部屋を紹介して欲しいとの連絡がありました。入居希望者の詳細を聞いたら、なんかヤバそうな予感がしてきたので断りました。自分とこの管理物件に入居させればいいのに、他社の物件を紹介するのは、何か理由があるはずです。

通常のケースなら、そんな事は考えないのですが、激安物件を探す訳アリの入居希望者・・って組み合わせなので、貸したらアウトです。(笑)私の所属する会社は入居審査なんかしないのですが、私の紹介となれば、何かあった時に無関係ではいられません。

○最近は弁護士が絡む土地売買の案件に関わっているのですが・・対応が遅くて困ってますよ。コチラが用のある時の対応は超スローペースなのに、アチラが用のある時は急がされます。ま、何処の不動産業者でも、普段から仕事を紹介している司法書士や・・

土地家屋調査士・測量士・設計士に対しては強気な対応をするものですが、相手が弁護士だと対応が違います。弁護士は特別扱いってわけです。(笑)ま、不動産取引に疎い弁護士も多いですよ。いつの日か、誰もが弁護士に、『さっさと動けよ!』と言える日が来る事を祈ってます。(笑)

○さて、2月です。東京・千葉・神奈川・埼玉の不動産業者様!解体予定の建物内に所有権放棄の残置物が大量にあり、廃棄する予定でしたら・・昭和レトロな雑貨・アンティーク品・ガラクタ等を収集している私に無料で物色・回収をさせていただければ幸いです。

『物件内に所有権放棄の残置物が大量にあるので、不動歩さんの欲しい物があれば無料で持ち帰っていいよ!』とお考えでしたら、ご連絡ください。欲しい物だけ恐縮ですが無料で引き取ります。

残置物はありませんか?

雑談21
不動産会社や建築会社って、土地や建物を自由にイジクリまわして、売ったら終わりですが、そんなに無責任でいいのかな・・って思うことがあります。たとえば・・地主から土地を買い・・できるだけ多くの区画数がとれるように分割する事が多いし、変形地にも・・

無理やり1棟建てて・・敷地延長の区画にも法律が許す限りの限界ラインまで建物を建てて・・売ってしまえば終わりですよ。土地を分割して区画割をしてしまえば・・何割かの物件は、50年先でも、100年先でも、そのままの地形・そのままの区画だと思います。

開発行為の許可が必要な現場は、1区画の大きさや道路の幅員に制限があるので、まだマシですけどね。建物の色くらいなら塗り直せば解決しますが、区画割りした土地の形は直りません。変な間取りの家も建て直すまではそのままです。建て直すことなく・・

中古物件として流通するケースも多いです。そんな物件の図面を見た時、(よくこんな酷い間取りを考えたものだ・・)とか、(無理やり区画割りして売った物件だな・・よほど安くしないと売れないな・・)なんて思うことは珍しくはありません。昔、そのような分譲をした・・

会社って、既に倒産しているケースが多いんですよ。・・不動産営業マンが独立開業して・・建売を始めて・・どんどん建てて建てて建てまくり、売って売って売りまくり・・不景気になったら倒産・・でも、その会社が分譲した土地や建売住宅は存在しつづけます。

三角の土地に建てた変形の家・・川沿いの軟弱地盤に建てた傾いた家・・崖の上に無理やり建てた家・・建築確認では1棟として建てた連棟の家・・私道持分を地主が所有したまま分譲した家・・ぜんぶやりっぱなし・・売りっぱなしです。分譲した会社の社長は・・

会社が存在している時は、『何かあれば責任をとりますよ。』と言えますが、会社が倒産した後に責任をとるケースは稀です。会社が存在している間に発生した責任でさえ逃れようとする者もいます。業者が国土を自由にいじくりまわせる事に問題もあるわけです。

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