ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
雑談073
○不動産営業の仕事においては・・失敗した時、反省をする・・それにより、次回からは同じ失敗を繰り返さない・・と思っていること自体が失敗で、その反省も無意味だったりします。

○たとえば・・あるご夫婦(顧客)に物件を紹介して、奥様からは、かなり良い感触を得た・・翌日、その顧客から電話があり、『よく考えたのですが、ちょっと駅から遠すぎる』とか、『手直しに費用がかかりそうなので・・』等の理由で断られた・・とします。

営業マンは、次回は、「駅に近い物件」とか、「手直しの費用がかからない物件」等、顧客の要望に合った物件を紹介しようと思いますが、顧客が断った本当の理由は・・案内中、営業マンが・・

チラッ・・と奥様の胸元を見た・・0.1秒くらい(笑)・・その瞬間の出来事をご主人が見ていた・・しかし、そんな事で不愉快になり断るとしても、断る理由はテキトウに言いますよ。「駅までの距離」とか「手直し費用」・・なんてね。・・断る時に本当の理由を言う確率は、かなり低いと思います。

たとえば・・男が女と別れる時に、本音をさらけ出して言いますか?『スタイルが気に入らない』とか、『もっとオッパイが大きい人が良い』とか、『性格が気に入らない』とか・・それが本心でも・・わざわざ相手を傷つけたり、喧嘩する必要は無いでしょ?

できれば、『別れたくない!』とか、面倒くさいヤリトリはしたくないので、さっさと納得してもらえる理由が望ましい・・相手さえ納得すれば、どんな理由でもいい・・どうせ、もう会う事もないから・・ってケース、ありえるでしょ?

○上司から、報告書の書き方について叱られた・・案内の方法について叱られた・・報告書の書き方や、案内の方法について、自分なりに反省をして、改善したけど・・次は、チラシ印刷の手際が悪いと叱られた・・次から次へといろいろ叱られる営業マン・・

上司が叱る理由は、「本人を一人前の営業マンに育てたいから」・・かな?(笑) 上司の本心は・・ある日の朝、営業マンが出社した時の挨拶が、「おはようございます。」ではなく、「おはようッス」だった事で、営業マンとしては、「おはようございます。」と・・

言ったつもりなんだけど・・発音が悪く、「おはよう△□?・・す」と上司には聞こえた・・たったそれだけの事で・・嫌われて・・最終的には辞めるまで叱られ続ける・・てのもありえます。

失敗の原因と、失敗に至った元々の原因は違うし、失敗も成功も〈人間の感情〉により大きく左右する・・極論から言えば、好き嫌いです。好かれるとあらゆる事が上手くいき・・嫌われるとあらゆる事で失敗します。ま、ご用心

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