ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
雑談87
○若い頃、空手をやっていましたが、組み手で血だらけになって戦った後も、相手に何の恨みもない・・それを不思議に思ったものです。ま、これがいわゆるスポーツマンシップなのかな。しかし、これは武道の話です。

ビジネス社会においては、社内でも社外でも、もめると後々まで引きずります。「雨降って地固まる」ではなく、「雨が降ると地盤が緩む」です。意見の衝突はその場で解決しても遺恨を残します。

上司と部下で意見の衝突があり、結果的に部下が正しかったとしても、その上司がその件を忘れるわけではありません。次回、その部下が決定的なミスをした時に上司からキツク叱られる程度ならマシです。怖いのは、見えない行動による報復です。

たとえば、その上司が、そのまた上の上司と話をする際に、その部下について「問題アリ」 「協調性なし」 「短気で逆らう」等の報告をすれば、その部下の出世の道は険しくなります。見えないところで潰されるわけです。

不動産仲介会社の場合、上司も部下も同僚も、それぞれ全員が自分以外の全員に対して利害関係があります。部下は上司次第で稼ぎが変わります。部下の業績は上司の評価や年収にも影響します。同僚の営業マンが1人辞めれば、その者の案件は誰かが担当します。

同僚が、「もう、こんな会社、辞めてやる!」と言えば、「気持ちはわかるよ、俺も遅かれ早かれ辞めるよ。」・・と答えつつ、(コイツが辞めたら、コイツの媒介物件、いただき!)・・なんてね。(笑) 会社には、恨みや怒りといった「感情」プラス損得の「利害」は確実に存在するし、仕事に影響しますよ。

お客相手の営業が上手な者でも、社内で嫌われ者なら、時間の問題で去る運命です。お客と社内の両方に気を使わなければ生き残れないわけですが、その両方を上手くやっても・・家庭でも気を使わないと・・一人暮らしになります。(笑) ご用心。
雑談86
○不動産価格の高い地域内でも安い地域内でも、それなりの優劣で価格差がありますが、日本全体を見渡せば、現在の不動産流通価格は二極化で、都心の人気エリアは高く、それ以外は安い状況です。

一昔前は、景気が良くても、景気が悪くても、これほどの差はなかったと記憶しています。だから、どこの不動産仲介営業マンでも、不動産市場動向の感覚を共有できたというか、同じ感覚でいられたんですよ。「景気いいね」とか、「不景気だね」とか。

しかし現在は、都心の人気エリアは、「物件の値上がり」 「物件不足」 のイメージで、都心以外は、「過疎化/ゴーストタウン」 「売れ残り」 のイメージです。もう、都心と都心以外では別世界で、話も合わないです。

ちなみに、人が減っているのに、物件価格の相場が下がらない地域もあります。そもそも取引自体が無いから相場が上がりも下がりもしないし、成約事例もない・・売りに出しても何の反応もない・・無人島で「誰かいますかー!」って叫んでるイメージかな。価格を上げても下げても売れない・・究極の末期症状です。

昔は「物件は価格次第。売れない物件はない。」と先輩に教わりましたが、今は利用価値がないと、下げても売れません。「タダでもいらない」という物件も全国各地で増えています。一般庶民にとって不動産は、資産価値ではなく利用価値って事ですね。

不動産営業マンは、それぞれ自分が何処の地域で仕事をしているか?・・で、認識が違うでしょうね。良い地域なら、「稼げる」「好景気」「前向き」で・・悪い地域なら、「キツイ」「最悪」「あきらめ」・・かな。(笑) 「不動産向け融資 バブル期並み」とか「ゼネコン高収益」いうニュースを見て・・ため息がでましたよ。

正社員と非正規社員の格差・・地価が高騰する町と、ゴーストタウン化する町の格差・・今後は・・マイナンバーで管理され、納税して社会的に正々堂々と生きる正規の者と、納税できず住民票を置きっぱなしで住所不定となる裏社会の者・・そうなれば、自然な流れで住む地域に違いがでるのでは?

SF映画とかゾンビ映画等で・・未来社会で、選ばれた人だけが暮らすエリアを描いた作品てありますよね。そのエリア外は廃墟みたいなかんじで、暴力が支配していて、エリアの境は高い壁で仕切られていて、厳重な警備・・そんな映画に少しづつ・・近づいてるのかも。(笑) ま、ご用心。
雑談85
○ブログを経由して、新人営業マン達からいろいろな相談がきます。「重説に書けば契約書には書かなくて良いですか?」とか、その類の相談がありますが、契約書は「約束」、重説は「説明」です。

説明すべき事実(問題点)があれば・・
「重説」に事実(問題点)を詳しく記載する
「契約書」に事実(問題点)を記載のうえ、引渡し条件を記載する

重説には事実を書き、契約書には、その事実をふまえて、どうするか?を書く・・って事です。重説にだけ問題点を書いても、その問題点をどうするか?を契約書に書かないとトラブルになります。また、契約書にだけ問題点を書いても、その問題点の詳細が不明だと、説明不足で「騙された!」・・なんてトラブルになります。

ま、お客さんの性格によっては、手抜きな書類でもトラブルにならない場合もあるし、完璧といえる書類で契約してもトラブルになる場合もあります。ただ、完璧を目指せばトラブルは少なく、手抜きをすればトラブルは多く、損害賠償請求もありえます。

完璧な書類を目指す事は、対外的には「お客さんのため」ですが、最終的には「自分のため」なんですよ。・・で、最終的に自分を守るために完璧な仕事をすれば、最初からトラブルが回避できて、結果的にお客さんを守ることにもなるわけです。

重説や契約書に、『書いて失敗した。書かなければよかった・・』と後悔した記憶はありませんが、『書くべきだった・・』と後悔した事はたくさんあります。ま、ご用心。

大手企業の求人に直接応募するならDODA
copyright © 2005 ブログ版/不動産業界の歩き方 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.