ブログ版/不動産業界の歩き方
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難しいタイミング
孤独死は定義があいまいなので数値や統計が困難ですが、年間3万人~4万人くらいで語られているケースが多いです。1日当たりの数字を出すことも困難ですが、1日100人で年36500人・・になるわけで、ま、そのくらいでしょう。

でね、孤独死ですから、死亡した日に発見されるケースは少なく、数日後、あるいは数週間後の発見になるわけです。・・という事は、たとえば今日・・部屋で死んだ人が転がってる状態・・のアパート等がけっこうあるって事です。

たとえば、数千世帯が住む古い団地では・・常に複数の部屋に死体がある・・誰も気がついていないだけ・・て事です。もしかしたら、貴方が町を歩いていて、ふと目に入った古いアパート・・誰も気がついていないけど、2階の角部屋に死体があるあもしれません。

家賃の滞納・・よくある話ですが、性格的にキチッとした真面目な独居老人が急に滞納・・なんてケースや、昼間でも雨戸が閉めっぱなし・・室内の電気(照明)が昼間でもつけっぱなし・・てケースもヤバいです。新聞が溜まっている状態もヤバいです。

・・で、実務的には、どの段階で、室内の立入や、警察の立ち合いを求めるか・・これが難しいんですよ。 なんでもないケースが大半だし、インターホン押して無反応でも、無視してるだけのケースもあるし・・

死んでいれば死んでいたで、「第一発見者」になってしまうし・・警察の立ち合いまでして生きてれば人騒がせでご迷惑な話だしね。放置しすぎれば・・死んでいた場合、遺体が腐り、高額の特殊清掃が必要になります。

早すぎれば生きてるし、遅すぎれば高額費用・・勘違いなら人騒がせ・・本当にタイミングが難しいです。ま、ご用心。

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