ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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羨ましい話
べつに普通のことなんですが・・ユーチューブって、楽しむだけではなく、いろいろ学べるんだなぁーと再認識しました。たとえば、宅建・・ユーチューブ内の検索で、「宅建 民法」とか、「宅建 意思表示」とか、自分の知りたいことを検索すれば・・ズラーッと、いろいろな資格校が無料公開している授業が見れちゃいます。

だから、宅建資格の合格を目指している人で、何かわからない事があればね、そのわからない項目だけに絞って動画(授業)が見れるわけでしょ? で、徹底的に無料公開されているのを見て、見て、見まくれば・・もう、落ちるほうが難しいとまでは言わないけど、かなりの範囲を理解できますよ。無料で。

通信講座とか通学講座とかで勉強している人でも、わからない事をトッピングでね、単語で検索して、授業の動画を見ちゃえば、簡単に理解できるのでは? ま、こんなこと、今さら新鮮でも最先端でもない当たり前の事とは思いますが・・今の時代の人が羨ましいですよ。マジで。 私なんか、資格の勉強にいくら使ったことか・・。
優秀・普通・バカ
○ま、不動産業界にもいろいろなタイプの管理職がいます。個人的な見解ですが、その管理職(上司)の管理能力について、大雑把に「優秀・普通・バカ」の3つに分ける方法があります。

優秀な上司は、必要な指示のみで部下を動かせます。場合によっては指示しなくても部下は動きます。

普通の上司は、普通に言葉で指示して部下を動かします。毎回毎回、同じことを繰り返して指示する事もあります。

バカな上司は、いつも怒って指示します。怒鳴ったり、威圧したり、オラオラ系です。部下を怖がらせます。

人は音声や書面により意思疎通をしますが、同じ行為の繰り返しの仕事に対してはパターン化するため、「いつもどおり処理すること」と伝えれば事は済みます。

会社組織による正規な業務で、怒鳴り、怒る等の感情表現は無用です。しかし、普通に指示して部下を動かす能力さえない管理者は、オーバーリアクションで、毎回、怒り、やっと部下が動く・・怒鳴らないと部下が動かない・・まさに無能の証といえます。

優秀な上司は部下を信頼し、部下からも信頼されているため怒る必要はありません。普通の上司も普通に指示すれば良いので怒りません。バカは信頼されず嫌われているので、普通に指示しても部下が動かないため、暴力的な言動で脅して動かすのです。

しかし、幸いなことに、バカな上司は自身を有能と過信しているので、現実を知り、落ち込む事はありません。本人は幸せなわけです。・・まわりは迷惑だけどね。(笑) ま、ご用心。
たまにある話
○物元と客付による共同仲介の話です。これって基本的に、「現在、物件を探している人」と、「現在、売り出し中の物件」を結びつける仕事であり、努力の範囲も限定的なので、物元と客付それぞれの報酬は、いわゆる法定手数料で見合うわけです。

・・で、たとえば地場業者同士で、「こんな物件あるんだけど、お客さんいたら紹介してね!」とか、「この地域で物件を探しているお客さんいるんだけど、該当する物件があったら紹介してね!」等の話にもなるし、それで成約するケースも多いです。

たまたま該当する物件があったり、たまたま物件を探している人がいたり・・たまたま・・偶然・・そんなかんじのレベルです。現実的には、物元業者は直接に客付けの努力をするし、お客がいる業者は直接の売主を探します。もしくはレインズ等で現在、売りに出ている物件を探しますものです。・・ま、ここまでは普通の話。

○たまにですが、こんな話も入るんですよ。「場所が限定で物件を買う客がいるんだけど、地主にあたってもらえないかな?」・・て話・・ある場所を欲しがっているお客(個人または法人)がいる業者が・・そのお客の求める場所の地主に交渉せず・・「誰か代わりに交渉してくれ!」・・て内容です。

わかりやすく言うと・・買いたいって話が舞い込んできたけど・・自分で動くの面倒臭いし、カッタルイから、誰か?自分の代わりに地主を訪問して、「突然ですが、土地売ってください!」て、交渉してきてほしいって話。・・で、どれだけ苦労しようが、時間と金と労力を使おうが・・成約しなければ無報酬です。

現在、売りに出している物件なら、価格交渉程度だし、成約確率は高いですが・・売ろうなんでぜんぜん考えてない人の家を訪ねて、「買いたい人がいます!」て交渉・・ものすごい成功確率が低いんですよ。

無駄だから、自分で動くの嫌だから・・性格の良さそうな業者に話をして、手下のように動かし、会う度に、「どうなった?」・・と結果報告だけは当然のように求めるはずです。・・これって、どうなのかな?・・と考えさせられる事があったので、ブログの更新ネタにしました。(笑) 

私はそんなマヌケじゃないから、タダ働きするわけがないけど、ビジネスチャンスとか思って走り回る真面目な社長さんも少なからずいます。ま、ビジネスチャンスではあるけどね。道を歩いてたってお金拾うチャンスあるし。確率低いけど。(笑)

最近、つくづく思うんですよ。(真面目でお人好しの社長さんは、不動産屋に向いてないな・・)てね。まわりのズルい業者に「お人好し」を見抜かれて、便利に利用されちゃうんです。本人は便利に利用されている自覚すらないしね。「お人好し」だから。(笑)
THE GOSAI
〇ずいぶん昔の話です。題名をつけるとしたら・・「後妻」かな。これでプロなら展開が読めるでしょう。

ま、いわゆるお金持ちの何割かは会社経営者で、不動産やその他の資産を保有しているものです。創業者一族てイメージかな。で、創業者の妻が他界して年下の女性と再婚・・いわゆる後妻ですね。

創業者である夫が他界すれば、相続財産のうち、法律が定める割合で後妻が相続した・・なんて甘ったるい話ではなく、創業者が生きてる間に後妻が主導で財産をバンバン売りさばき、何もかも後妻が得た話です。

夫が認知症とかボケとか・・微妙な時期にやっちゃったわけです。経営していた会社関係の不動産だけだはなく、前妻の子供が住んでいた家でもなんでも、名義が夫なら後妻のものみたいなもんだから、ガンガン攻めました・・「家賃払え!」とかね。

ま、後妻からすれば前妻の子なんて生きようが死のうがどーでもいい存在・・前妻の子からすれば、後妻なんか生きようが死のうがどーでもいい存在・・てケースなので、非情ですよ。

絶対的に有利だったのは・・遠くに住んでいた子供ではなく、夫の面倒みていた後妻です。相続の取り分どうのこうの・・より、その前に処分させる事ができたわけです。

子供の立場で教訓を書くとしたら・・タイムマシンは無いんだから、親が再婚する前に手を打つべき!・・かな。同棲や交際は認めても入籍には反対するとか、生前贈与とか方法はあるでしょ? 

子供の立場では・・財産のある親が再婚すると言い出したら、再婚相手に、「財産が欲しいのですか?」・・と聞いてみることです。

「財産が欲しい」・・と答えたら、それを防ぐために、父が再婚(入籍)する前に、生前贈与で親が子供達に財産を贈与して先々の争いを無くすことです。

「財産目当てではない」・・と答えたら、それなら財産目当てではないのだから、同じく、父が再婚(入籍)する前に、生前贈与で親が子供達に財産を贈与しても後妻に文句はないはずです。

相続と贈与でどちらが得か?・・なんて考えていいのは、相続でもめない場合です。紛争の可能性が高いのなら、早めに手を打つべきです。相続の発生を待っていて・・・いざ、その時が来たら・・誰かに処分されて、何もなかった!・・てよくある話です。 ご用心。

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