ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
たまにある話
〇先日、家賃滞納者の部屋に同行訪問したのですが、留守・・いろいろ調べてみると、ポン中で、警察に身柄もってかれてるらしく、既に警察署の拘留は終わり、拘置所で未決勾留っぽいです。

問題は滞納している賃料と立ち退き・・残置物の処分です。PCで残置物の放棄に関する承諾書を作成し、本人に面談して署名させる流れです。私もそこまでは同行しませんが、行く人のために書類作成は手伝いました。

滞納した賃料は泣き寝入りです。保証会社は使ってないし、敷金なんかゴミ処理代の足しにもなりません。ま、ゴロツキみたいなのを入居させていると定期的に起こる事案です。最低限の入居審査をしている不動産屋では起こりえない話なのでご安心を。(笑)

賃借人が薬物中毒者の場合、訪ねるタイミングが悪いと刺される可能性はありますよ。警察とか救急車とかは事が起きてからの後処理なわけで、自力で回収するよりは保証会社に任せたほうが賢明でしょうね。・・私は自力で交渉するタイプですが。(笑) 
たぶん。
〇地面師のニュース、面白いですね。他人事だし、金額が大きいしね。ま、暇つぶしにそんな関係の話でもしましょう。とくに今話題の事件とは限らずに書きます。もしも数十億円を騙し取って逃げている犯人がいるとします。逃亡先はフィリピンだとして・・

〇背後に犯罪組織がいる場合、たとえば暴力団に数億円が支払われているなら・・犯人が逮捕されたら組織はヤバイです。しかし、犯人が消えたら安全なので、犯人が逃走中の間に消す努力をするはずです。逃亡先がフィリピンなら比較的容易に消すでしょう。

〇背後に犯罪組織がいない場合・・でも、数十億円を持っていて、脅し取っても被害届が出せない立場の犯人ですから・・捕まえて拷問して金を脅し取ろうと考える組織は多いでしょう。そこで競争が生まれ、大組織から少人数グループまでが我先に犯人を捜す動きをするでしょう。

もちろん、犯人を捕まえてお金を脅し取った後は、その行為の証拠を消すために、やはり犯人を消すでしょう。逃亡中の犯人を消しても、そもそも逃亡中なので、世間的には逃亡中のまま迷宮入りコースとなります。

〇戸籍を買い、整形をして別人になるケースでも、帰国しても知り合いとコンタクトをとれば情報が洩れて狙われるでしょう。逮捕されたとしても、出所後に、「まだ金を隠しもっているはず」と、犯罪者達から狙われるでしょう。たいへんですね。

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〇宅建の試験・・合格ラインは、36とか37の予想が多いみたいです。ギリギリの人は12月まで眠れぬ夜となりますね。(笑) ご用心。
よくある相談1
〇相談のメールが頻繁に着ますが、その中でも多いのが、新人が上司から指導されないケースです。たとえば・・宅建を取って、不動産会社に入社した。・・不動産会社といっても、別の業界の会社が作った不動産部門的な組織で、総勢3人~5人・・全員素人・・とか。

上司も深い知識はなく、そもそも宅建も持ってなくて、質問しても「自分で調べろ」みたいな対応・・困り果てて、ネット検索してこのブログに辿り着いて、ダメ元でメールした・・そんな流れです。ま、資格だけ持ってても経験がないと不安なわけですね。

ま、行き当たりばったりで、臨機応変で頑張るしかないですね。そもそも面接の段階で、そのような立ち位置になる事はわかったと思います。未経験が不安なら、対策としては、宅建の学校の講座で、実務研修みたいなコースがあるはずです。休日に通うといいです。通信もあるかも。

無料で実務を学びたいなら・・宅建の合格をきっかけに、大手系仲介会社に入ることですね。中途採用の営業職は、在籍期間が3年平均で、長くて5年くらいなので、「学校」みたいですよ。(笑) 稼ぎながら学べます。主な仕事はチラシ投函だけどね。(笑)

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〇今年もやってきました!ギックリ腰!・・去年は9月だったかな。なんか3年に1度くらいだったのが、1年に1度になりました。杖とか、腰用のサポーターとか捨てられません。来年も使う気がするから。(笑) 

楽しみと苦しみの比率で、苦しみの比率が増えていくのが老いの現実かな。ま、ご用心。
他人事ではない話
〇国民の高齢化にともなう公的年金制度の見直し、高齢者の就労、多様な働き方等、「社会保障に頼らず、死ぬまで働け!」って流れですが、不動産業界では、なかなか難しい事ですよ。ま、ジィさん、バァさんの不動産屋は高齢でも働いていますが・・

それは自営業の話で、会社員としての勤め先と考えると、不動産営業マンはせいぜい45歳迄で、中途採用は35歳が一般的な線引きで、40歳弱が限界ラインと思います。いずれにしても不動産会社は使い捨て営業マンに退職金など払うつもりはなく、また、高齢者となるまで働いてもらう気はありません。

〇昭和の終わり頃から業界にいますが、バブル崩壊の頃までは、地場業者に40代、50代、60代の営業がゴロゴロいましたよ。それを見て、(こりゃ~俺も生涯、不動産業界で生きれるな。)・・と安堵したものです。しかし・・私が40代になる頃には、50代、60代は見かけなくなりました。

IT化やAI化は進み、便利になるのはいいけど、人はいらなくなるわけで・・極端な話、時給100円でも月給5万円でも・・高齢者を営業マンとして雇用するのは無理がありますよ。事故でも起こされたら困るし、外回りみたいな激務はできないしね。アパートの草むしりとか?・・それって営業マンの仕事じゃないしね。(笑)

年金受給開始が、将来的に70歳以上にはなると思いますが・・不動産営業マンを続けられるのが45歳として・・その後25年間・・どうやって食つなぐのか?・・すべての使い捨て不動産営業マンの重要なテーマですね。

業界に残るなら、独立開業か?・・フルコミか?・・の2択です。どちらを選択しても、離婚と破産、自殺のリスクは高まります。辛い事があれば酒の量は増えます。健康を害する人も多く、大半の人は・・年金の受給開始まで生きられないでしょうね。ま、ご用心。

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