ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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たいせつなこと
〇私は若い頃から決断の速さが自慢でした。それが「カッコイイ」とも思っていましたが、中高年になり・・「重要な選択には必要なだけ検討時間をかけるべき」という結論に至りました。

昼飯の選択なら安易でも問題ありませんが、家探しとか不動産売買契約は勢いで決めるのではなく、よく考えて、深く考えて、将来を見据えて決断すべきですよ。営業マンに主導権を握らせず、あくまで自分自身のペースを優先すべきです。

〇家の購入を検討する際、不動産仲介業者なら、物件選びについて助言することでしょう。ファイナンシャルプランナーなら、支払いや家計の収支など、金銭面で助言することでしょう。占い師なら、方位や年回りから助言することでしょう。

しかし、それだけだと大事なことが抜けていますよ。人生のパートナーや家族のことです。たとえば35年ローンの完済の日まで関係を続ける自信があるか?・・自信の根拠があるとしたら、信頼です。

困ったり、追い詰められた状況になった時・・共に協力し合う自信・・相手が絶対に逃げない自信・・それが信頼でしょうね。人生は良い時期だけではありません。事故もあればリストラで失業もありえます。そんな時・・

自分もパートナーも逃げずに戦えるか?・・たとえ新婚でも、相手が将来的なリスクに対応できるか?・・苦労知らずの相手なら、給料が下がっただけで逃げますよ。(笑) 

だから、見極めるために、「重要な選択には必要なだけ検討時間をかける」必要があるのです。物件選びでも、〇〇〇〇選びでもね。(笑) ご用心。
雑談でも
〇コロナの件も、いよいよ不動産業界に矛先が向けられましたね。いわゆる「コロナ自粛不況で家賃払えない問題」です。国も議論を開始しました。賃借人を救済するか?家主を救済するか?いろいろ議論されています。

まぁ、なにかあると不動産屋が非難される風潮は昔からですが、不動産屋に家賃を振り込んでも、その家賃はまとめて貸主に振り込まれるわけで、不動産屋の社有物件以外は不動産屋のものではありません。

家賃の猶予とか減額とか好き放題な意見がでていますが、貸主も道楽と趣味で賃貸経営しているわけではなく、経費もかかればローンもあるし、収益から生活費も捻出しているわけで、世の中に雰囲気に流されて、「はい、わかりました。」とはいかないでしょう。

〇現在、空いているテナントの募集条件・・見直す必要あるかもね。「飲食業不可」とか。今回のが治まっても、また新種のウィルス騒動があるかもしれません。その度に「払えない!猶予しろ!減額しろ!」・・という雰囲気になるなら、そのリスクは排除しておくべきです。

収益物件を建築する際、道路に面する1階を店舗や事務所にするケースは多いですが、1階も居住用にしたほうがいいかもね。店をかまえて商売をするスタイルも減りつつあるし、事務所も・・事務をする場所なら1階の必要はないしね。ま、場所次第かな。

「こんなところに貸店舗とか事務所つくって募集しているけど・・バカじゃねーか?」・・と思う物件、多いですよ。大通りでも広い通りでも、人の通行量が多いとは限りません。クルマの交通量が多くても、来店にはつながらないしね。

〇消費税の値上げの際、そのタイミングで商売を廃業した人が多かったですが、今回も・・じぃさん、ばぁさんの不動産屋で、「そろそろ廃業しようかな」・・と考えていた人達は、決算の時期に合わせて廃業すると思います。

〇仮に、国から10万もらったとしても・・固定資産税を払って終わり・・・というか、足りません。(笑) 得は得なんだろうけど、なんか損な気分になりそうです。税金が戻ってきても、それで他の税金を払うだけだから。(笑)
ざつだん
〇今の時期、コロナ抜きには何も語れませんね。どの業界にも影響があるしね。当然ながら不動産業界にも悪影響があるわけですが・・・・お客がどれくらい減ったのか?・・私にはわかりません。

なぜなら・・コロナウィルス騒動の前から、お客が来ない店にいるからです。(笑)アパートを探しにくる賃貸客も月に1人いるかどうか・・売買物件を探しに来る一般消費者も年に1人いるかどうか・・・そんなかんじなので、比較のしようがありません。(笑)

〇ネットで、隠れ「働かないおじさん」問題を知り・・笑いました。今回のコロナウィルス問題により、テレワークなどの在宅勤務にシフトして、普段から働いていない事がバレたおじさん達のことです。普段から仕事らしい仕事などしていないおじさん社員も・・

会社にいれば、なんとなく仕事をしたフリができていたけど、さすがに在宅勤務では「やる事がない」現実に直面するし、会社がそれに気がついてしまう・・て事ですね。

〇今回のウィルス騒動で社員の半数が休んでいる会社の中で・・業務に支障がない会社・・あると思うんですよ。・・で、経営者は気がつくわけです。「アレ?社員の数・・半分で充分かも?」・・てね。緊急時に少数精鋭でやってみて・・今までの無駄に気がつき・・全国的に、あるいは世界的に、無駄な人件費の削減が実施されるのでは?

コロナウィルス問題が早く終息するのを祈りますが、終息後、世の中は変わっていると思います。おじさん達の仕事はほとんど無くなりますよ。アルバイトだって、若い応募者に負けます。

コンビニのレジ係だって、ビル掃除のバイトだって、若い応募者がゴロゴロいるのに、わざわざ体力の弱った中高年を採用するわけありません。コロナウィルスの終息後に、本当の地獄がスタートです。ま、ご用心。



きびしいね
〇平均で80年以上も生きる人間でも、ほんの数分間、空気吸えないだけで死にます。新型コロナウィルスの件で、ほんの2ヵ月か3カ月、売り上げが激減すれば倒産する会社・・多いと思いますよ。

月々の管理料と更新手数料で食えている地場業者はともかく、売買仲介等が主力の不動産会社は厳しい時期ですね。家探しなんて、不要不急ですから。この悪影響が半年以上も続き、続ければ続けるほど負債が増えて、最終的に破産するなら・・さっさと辞めたほうが損が少ないです。

ギリギリで経営している不動産屋で複数の営業マンを雇用している場合・・営業は固定給制で、売り上げ無しの月が続くなら・・営業マンにフルコミになってもらうか・・店を閉めるか・・悩んでいる社長さんもいるのでは?

不動産営業マンの立場でも厳しさがありますよ。不況になると・・固定給の営業マンは職を失うし、フルコミ営業はクビにはならなくとも無収入が続きます。どちらにしても不安定な仕事です。やっぱ、寿司屋の職人のほうが堅実かもね。(笑)


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