ブログ版/不動産業界の歩き方
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板ばさみ状態
『売却相談』や『FAX査定』の依頼があると、急にヤル気がでるのが不動産仲介営業マンですが・・神の悪戯とも思える辛い査定もあります。現実にあった事なので覚えている範囲でお話します。

ある日、査定依頼があり、依頼人宅へ行くと・・もう見ただけでアウト・・ってかんじの家でした。怪しい私道で、その私道に面する間口も狭い・・家は老朽化してて越境も発見・・建物は少し傾斜・・

後で調べたら敷延部分も他人敷地・・で、よくわかんない通行承諾書・・その他いろいろ・・で、どうにもなんないので、買取屋さんに頼み込んでどうにか処分できたのです。・・で、本題はココからです。

1年後・・ある日、査定依頼があり、場所を確認するとその家でした。・・依頼者は買取屋さんから購入した人でした。お話を聞くと・・物件の欠点に関しては、何も問題が無いと誤魔化していました。

私としては、嫌というほど念入りに調査した記憶がありますので誤魔化しても無意味・・しかし、私が詳しく知っているとは言えません。言えば依頼人に売った業者(買取屋さん)も関係してきます。

たとえば・・自分が1000万円で査定して買取業者に仲介した物件が、2000万円で転売され、その2000万円で購入した人に、『元々は1000万円ですよ。』って言えば、売主に文句を言うのでは?・・

買取屋さんからは、『購入者が、騙されたから買い戻せ!・・って怒鳴り込んできたぞ!オマエが俺に売ったくせに、なんで俺の転売先に、俺の仕入れ価格を言うんだよ!』・・と、なりますよね。

だからと言って・・1年前に1000万円で査定した物件を、2000万円なんて価格で査定しても売れるわけ無いありませんし、依頼人の信頼を裏切る行為になります。・・完全に板ばさみ状態でした。

『当社は厳しい査定をしますので、少しでも高く売却をしたいとお考えであれば、他社で査定されることをお勧めします。』と言い、ご納得いただきました。これが最良の選択だったと思っています。

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