ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
路地状部分 2
私道の奥に敷地延長の家が2戸あるケースは多いですね。いわゆる敷延です。その2戸が路地状敷地部分だけ交換して所有している例があります。昭和の時代に分譲された物件に多いです。

当時の建売会社の間で流行っていたのでしょう。敷地延長部分は狭いので、2件分を一体化して使えるように・・物を置かないように・・中心にブロックやフェンスをしないように・・という目的です。

当時はそれで問題もなく、住宅ローンの物件審査でも承認されたわけです。まぁ、少し昔なら私道の持分が無くても楽勝でローン通りましたからね。・・で、現在においては多くの人が困っています。

まず接道要件を満たしていない件・・お互い様だから、建て替えする時もお互いが協力すればクリアできるのに・・協力しない例もあります。一方の性格が悪いのか?・・何か原因があるのか?・・

売却が困難である件・・接道してませんので、所有者(隣)が書いた敷地延長部分の承諾書とか、お互いの協定書を付けて売り出すわけですが、面倒くさい物件であることは間違いありません。

都心の高額物件であれば別ですが、低額物件でアレコレと面倒くさい物件は仲介営業マンとしてもカッタルイです。トラブルのリスクは高く、成約報酬は低いのですから、まぁ、当たり前の話です。

媒介件数のノルマがある大手なら、とりあえずは受けるでしょう。でもヤル気は無しでは?買付けでも入ってしまうと、『困ったな・・契約になっちゃうよ・・』なんてね。それなら受けるなよと思います。

そのような物件を、『ゴミ物件』とか言ってる不動産仲介営業マンもいます。再建築不可の低額物件で、下げても下げても売れない物件・・最終的には高級自動車や高級腕時計より安くなる事も・・

分譲当時の不動産屋は、まさか未来において、そんな物件になるとは思わなかったはずです。気をきかせた良いアイデアと思っていたのだと思います。これは現在の不動産屋にも言えるかもね。

もしも近未来に、『位置指定道路の幅員は6M以上』と改正されたら、救済処置は設けられるとしても、既存の位置指定は価値の低いものとなり、当時(今)の業者は恨まれる事となります。ご用心。

追伸:私道.netに、敷地延長・路地状敷地・旗竿地の解説ページを追加しました。今回のような例も、『路地状敷地を隣地と交換した状態の例』として図解で説明してます。(リンク先の下から2番目)

大手企業の求人に直接応募するならDODA
copyright © 2005 ブログ版/不動産業界の歩き方 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.