ブログ版/不動産業界の歩き方
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そもそも
両手禁止の議論で必ず登場するのが、『双方代理の禁止』と、『利益相反』ですが、双方代理は『代理』であり、仲介は『媒介』です。両手の仲介は『双方媒介』であり、双方代理ではありません。

媒介業者は代理人として代理行為を行いませんし、契約の一方の当事者にもなりません。仲介は事前に締結した媒介契約により媒介の受託者として契約の相手を探して成約を目指す行為です。

もし、双方媒介が禁止され、売主の媒介を受けた者は買主の媒介を受けてはならない・・とするなら、あまりにも強引というか無駄に取引を複雑化します。もしも、そんな事態となれば混乱しますね。

たとえば、中古住宅の売却の媒介を受けても広告は無意味・・その広告で購入希望者が現れても、『当社は売主と媒介を締結しているため、買主との媒介契約は締結できません』・・となります。

だから、『この中古住宅を購入されたい場合は、当社以外の仲介会社を通して申し込みをしてください。』となります。アホな話ですが、そうなります。・・で、どこかを経由して共同仲介となります。

そうなれば、物元業者は客付業者を指定するでしょうね。媒介を受けたら指定の客付業者と共同で仲介する・・あるいは物元業者が広告で集客して契約の段階で客付業者が形式的に入るとかね。

媒介契約による販売活動にも影響します。直接に買主を探せないのなら、レインズに登録して静観する程度の対応となります。その程度で3%の手数料くれって言うのは、無理があると思いますよ。

そこにつけこみ、媒介業者の手数料を減額して、その分を内覧屋とかが、『ホームインスペクション(住宅診断)』とか言って、『安心、安全、安心、安全・・』て叫びながら調査料を稼ぐのが狙いかな。

日本の木造住宅は築20年も経てば土地値で取引する事も多いのに、瑕疵担保免責の建物に住宅診断書なんか付けたら建物の価値を期待させて誤解を招き、逆にクレームが増える可能性も・・。

都会はマシですよ。片手でも50万、100万は稼げます。しかし、取引価格の安い田舎で、両手禁止やホームインスペクションを押し付けられても、責任と報酬のバランスが悪いですね。ご用心。

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