ブログ版/不動産業界の歩き方
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両手禁止で得する者
例の『両手禁止』はブログの題材探しをしている者にとっては救いの神ですね。(笑) まぁ、現実化すれば、不動産業者にとって最悪の事態ですけどね。業界の歴史に残る愚策・愚行となるでしょう。

なんでも米国をモデルにすれば良いとは思えません。米国をマネを推進することが時代の先駆者とも思えません。似た例では、地場業者の息子が大手で修行してから親父の会社に入るパターン。

・・で、『大手では違うやり方だった!このやり方は時代遅れだよ!だからダメなんだよ!父さん!』と言い、親父は、(息子が立派になって戻ってきた。これで、会社を任せられるよ!)・・なんてね。

それで倒産した例はいくつもあります。大手のマネして有効な事もありますが、大手がやるから有効で地場業者がマネしても無意味な事もあります。なんでもマネすれば良いわけではないのです。

両手禁止の件は、具体的な内容が公開されていませんので細かいツッコミができませんが、どうせ米国の模倣する発想ですよ。なんでも弁護士に依頼する国との国民性の違いを無視した話です。

家の寿命も違います。住宅の平均耐用年数・・日本/約26年、米国/約44年、英国/約75年・・米国と英国の住宅産業は、中古市場・リフォーム・メンテナンスが主体で、日本は新築住宅が主体。

日本では住宅の寿命が短い事で得をしてる者と損をしてる者がいます。寿命が短いと、短いサイクルで建て替えます。築100年の家ばかりになれば、新築業は衰退し、リフォーム産業が繁栄します。

両手禁止も同様で、いろいろな損得があります。両手仲介は仲介会社1社が、取引に関係するリフォーム業者、司法書士、測量士、土地家屋調査士の選定も全て任されるという利権があります。

顧客の総予算は限りがありますが、その予算配分は仲介者のアドバイスで決まることも多く、関係する関連業種の人達が両手仲介による1社の単独采配を切り崩したいと願う気持ちも分かります。

とくに内覧屋などの不動産関連業種は、1社単独による両手仲介を切り崩さないと取引に介入できない状況にあります。米国のマネをして頑張ったけど、米国のようには上手くいかなかったのです。

業者回りをしても、『住宅診断?いらんわ、そんなもん。』で終わりでは?とくに地方では厳しいと思います。しかし、両手禁止となれば1社単独の采配はできず、ビジネスチャンスが生まれるかも。

両手禁止で得をする者は、自らの得には触れず、『一般消費者のため!業界の発展のために!公正取引のために!』と言います。キレイな言葉で誤魔化して、先駆者を演じる者にはご用心。(笑)

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