ブログ版/不動産業界の歩き方
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少し考えたらわかること
不動産仲介の両手取引を『利益相反』と語る者も多いですが、その多くは弁護士を例えにして語っています。それは誤解を生む例えです。人マネでなく、自分の頭で少し考えればわかる事です。

民事の弁護士は紛争の解決を目指しているのではありません。『勝利』して解決する事を目指しているのです。依頼者側だけに利益があれば良いわけで、相手側の不利益が利益となるのでは?

不動産取引でも似たケースはあります。両手取引であれば媒介業者も公正な立場で売主と買主の契約条件を整えますが、片手で共同仲介のケースでは、自分の依頼者の得だけを考えます。

共同仲介により、それぞれの媒介業者が依頼人の利益だけを考えるケースでは、片手で握手して片手にナイフを持っている状況となり、ひとたびトラブルとなれば代理戦争です。(笑) 戦いますよ。

しかし、共同仲介の2社が同じ戦闘能力ではありません。必ず力量に差があり、不公平が生じます。力のある業者側の顧客が得をして、力の無い業者側の依頼人が損をするケースも多いです。

単独業者による両手取引なら、媒介業者の対立は生じないため平等です。媒介業者は紛争の勝ち負けでなく、解決を目指します。どちらかの一方に偏る理由が無いのです。これこそが公正では?

ま、百歩ゆずって弁護士に例えた場合ですが・・誰でも有能な弁護士に依頼したいと思うのでは?両手取引の禁止により、売主も買主も自分だけに味方をする強い業者を求めます。ということは・・

売主も大手に依頼・・買主も大手に依頼・・となる事くらい、少し考えたら猿でもわかることです。資本力・・組織力・・信用力・・紛争のノウハウ・・大手が存在する地域では地場業者は壊滅しますよ。

業界の勢力地図は変わり、個人取引のエスクローサービスや客付け専門のバイヤーズエージェントが増えて、ともに信用力の低さを補う目的で、物件調査にホームインスペクションを使います。

生き残った地場業者は客付け専門のバイヤーズエージェントになるか、フランチャイズ加盟店となり、新たな負担を強いられる事になります。全ては両手取引の禁止から始まる物語です。ご用心。

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