ブログ版/不動産業界の歩き方
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ただしがき
200×年・・ある大きな土地の売却相談を受けた時のことです。個人の住宅用地としては大き過ぎるため、建売用地として仲介するつもりでした。なによりも先に媒介を取るケースが多いのですが・・

建売用地の場合、社内に情報が漏れると、『建売用地なら買う会社があるよ!』なんてバカな事を言い出す者が続出します。そんな当たり前のことは、『1+1=2だよ!』と言ってるのと同じです。

良い建売用地は何処でも買いますよ。わざわざ上司や他の支店に客付けしてもらい、歩合報酬を減らす理由が無いのです。・・で、専任媒介を受けるタイミングで客付けできるよう準備をしました。

知り合いの建売業者に場所を教えると、『買う!』と言うので、慌てて調査する事もありませんでした。今から思えば・・川沿いだから当たり前なんですが・・物件の接する道は河川管理道路でした。

もちろん、事前に登記事項証明書を入手して確認はしましたよ。物件所在地を管轄する都道府県が所有する道路だったので、普通の公道(42条1項1号道路)かな・・と勝手に思っていたのですが・・

建築基準法上の扱いは43条但し書き道路でした。慣れていた事もあり、媒介の締結前でもあり、調査はせずにいました。だから契約の数日前に 役所で確認した際に、『但し書きですよ。』と言われ・・

予期せぬ言葉を聞き、慌てましたよ。『た、た、た、但し書き?ウギャー!』ってね。(笑) それを建売業者の社長に、『社長、じつはですね、例の物件の道路・・但し書きでした。』と伝えました。すると・・

『えっ?ただし書き?』と驚かれました。・・まぁ、民間人が所有する但し書き道路とは違い、道路の全てを都道府県が所有していたため、建築確認に要する時間が通常より1ヶ月増える程度でした。

ま、なんでもない話なんです。ただね・・多くの場合、『但し書き道路』というと、民間人(ご近所とか)が数人で所有する道で、建築、再建築をする際は、道路所有者全員の同意が必要となります。

道路所有者の同意が得られないと建築不可のケースもあります。建築審査会の同意や、特定行政庁の許可等・・手続きに時間が必要となり、不動産業者はネガティブな想像をしてしまうのです。

最初に詳しく調査していたら慌てる事は無かったのですが、まぁ、油断ですね。頭の中で、(都道府県や市区町村の所有する道路=問題なし)・・と自動的に考えてしまったのです。(笑) ご用心。

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