ブログ版/不動産業界の歩き方
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200万円の家
ずいぶん前の話です。同僚がレインズ検索で安い物件を見つけて資料を取り寄せました。中古戸建で200万円・・もちろん何か問題があるのは確実でしたが、現地を見ずにはいられませんでした。

車で現地に向かう道中、(投資にいいな・・貸せば月6万円位になるかな・・凄い利回りだぞ!)なんて妄想もしましたよ。・・で、現地へ行くと、予想通りの擁壁・・約3m以上の高さで老朽化してました。

建物は最低でも200万円のリフォーム費用はかかる状態・・まぁ、それだけなら買うべきでしたが・・擁壁の改修工事を考慮するとアウト・・そんな費用を出すなら別の物件が買えますよ。また・・

そのまま貸して、擁壁が崩れて通行人が死亡した場合の責任を考えると数百万どころではありません。単純に購入金額と賃料で利回り計算すれば儲かる物件でも、人の命のリスクは負えません。

不動産は所有するリスク・・ってのがあります。たとえば・・以前、繁華街(新宿区歌舞伎町)のビルで火災が起きて、ビルの所有者が業務上過失致死傷罪を問われた事件もありましたよね。

また、建物等の土地の工作物の建造や保存に不完全な点(瑕疵)があって他人に損害を与えた時、占有者に責任がないケースでは、所有者がその損害を賠償しなければならない事もあります。

古い擁壁のある中古物件を買い、賃貸して・・擁壁が崩れて通行人が生き埋めになったら・・建物が倒壊して賃借人が死んだら・・200万円の物件で数億円の損害賠償もありえますよ。ご用心。

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