ブログ版/不動産業界の歩き方
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よくある話7
不動産の売却に関して、仲介業者と売主が媒介契約を締結する際・・人物を特定して、【この人には売らないで!】という条件を付けられる事があります。ま、媒介契約書には記載しませんが・・

担当者は、その条件を承諾するケースが多いです。私も10人位は出会いましたよ。ほとんどが隣接する土地の所有者との紛争・不和・確執・不仲・・が原因ですね。【隣には売らない!】って話です。

そのようなケースに限って、売主が取引を拒絶する【隣の人】が欲しがるんですよ。・・というより、その人物が欲しがっている事実を知っているから、その情報を元に、【この人には売らない】と・・

宣言しているのです。・・で、そのような物件をチラシ広告に掲載すると・・その売ってはならない【隣の人】から問い合わせがあるものです。・・困りますよね。【アナタには絶対に売れません。】とは・・

言いにくいものです。それに、言って諦めるならラクですが、しつこく喰いついてきますよ。『どうしても買いたい!』ってね。・・でも断ると、次の段階があるんです。業者から物件確認があった直後・・

現地案内もしないで、すぐに買い付けが入ります。購入希望者の名前を見ると・・【隣の人】ですね。これもよくあるパターン。客付業者も購入希望者である【隣の人】から事情は聞いているはずです。

だからゴタゴタします。『事情があってウチが断った客だから、この買い付けは受けられませんよ!』と言っても、客付業者は、『そんな事を言わず、契約しましょうよ!』と、簡単には諦めません。

結果的に、その【隣の人】が物件を取得するケースもあります。これもよくあるパターンですが・・とりあえず第三者の立場である不動産業者に物件を買わせて、それから【隣の人】に転売するのです。

業界では、一時的に業者に買わせる事を、【いったん、業者に抱かせる】と言います。ま、それでも疑り深い売主は、『不動産屋さんが買った後に、隣の人に売ったりしないでね!』と要望をしますが・・

買い取った不動産会社が、どこの誰に売ろうが自由です。【隣の人】は、転売で買うため、少し高い金額になってしまいますが、目的を達成できます。仲介業者は手数料を2回も得られます。(笑)

私はそのような手法で【隣の人】に買わせた事はありません。不動産取引を複雑にすると見えないリスクが発生するものです。策士策に溺れる・・と言いますしね。仲介責任も発生します。ご用心。

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