ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

フルコミッションの不動産仲介営業職を募集!
ザ・フルコミッション
不動産営業マンの報酬は、一般的に【固定給制】 【固定給プラス歩合制】 【完全歩合制(フルコミッション)】の3つに分類できますが、【完全歩合制(フルコミッション)】は、かなり特殊な扱いです。

労働基準法第27条【出来高払制その他の請負制で使用する労働者については、使用者は労働時間に応じ一定額の賃金の保障をしなければならない】・・この法律を厳守するとフルコミはダメです。

しかし、使用者と労働者の立場である両者が円満に合意してなされた契約であれば、トラブルにはなりません。また、雇用契約ではなく【請負契約】の場合、最低賃金の支払い義務はありません。

だから、請負契約(業務委託契約)等の契約でフルコミッションとして活躍する営業マンが多いと思います。・・で、雇用契約と請負契約では、賃金や報酬以外にもたくさん違いがあります。たとえば・・

雇用には指揮命令権と使用者責任があります。当然ですよね。指示に従わない社員を雇用するわけがありません。使用者責任は説明不要ですよね。社員に対する責任は会社が負うわけです。

しかし、請負契約では、請負人に対する指揮命令権と使用者責任がないケースが多いです。したがって、請負契約による完全歩合制のフルコミッション営業マンは自由度が高いわけです。これが・・

【かなり特殊な扱い】という意味です。しかし、縛りはありますよ。宅地建物取引業法では営業マンは【宅地建物取引業者の業務に従事する者】です。従業者証の携帯義務・・従業者名簿への記載・・

宅地建物取引業者の使用人等の秘密を守る義務・・宅地建物取引主任者の割合数への影響(5人に1人の割合で宅地建物取引主任者を置く)等の関連法規が適用されます。もしも営業マンが・・

業法違反をすれば会社が罰せられます。会社は請負契約型フルコミッション営業に対して指揮命令権が無くとも、宅地建物取引業者の従業者に対する管理・監督・指示をする責任があります。

フルコミッション営業マンは気楽な稼業・・なんてイメージがありますが、深く考えてみると、会社側もフルコミッション営業マンも、いろいろな権利・義務・責任があるわけですよ。・・ま、ご用心。

※私の個人的な見解です。

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