ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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素人
○テレビ番組等で、芸人が一般人に対して、『素人さんが・・』という言い方をする度に違和感があります。たとえが悪いですが、乞食が乞食以外の一般人を【素人】と呼んだら違和感がありますよね。

それと同じ違和感です。それに、【素人さん】て、言葉が丁寧でも上から目線に感じるんですよ。テレビ番組で無駄に騒いでいるだけで芸の無い芸人が増えすぎた事も、テレビ離れが進んだ原因のひとつだと私は思います。

○大手不動産仲介会社では、新人が入ると短期間の研修を行い営業所に配属させます。配属後はチラシ配りの毎日ですが、自分で撒き散らしたチラシで反響があり、上司が同行してフォローすれば成約もします。重要事項説明も契約書もマニュアルに従い作成すればカンタンに完成します。

何か問題が生じても先輩や上司がフォローすれば解決しますが、重要事項説明や契約の内容に関して、何を質問されても、何一つとして答えられない新人・・という状況はしばらく続きます。それでも顧客から見れば【プロ】ですが、新人が顧客に対して【素人】というのはやめておいたほうが無難でしょう。

不動産仲介で一人前の基準は100契約・・と聞いた事がありますが、それほど単純でもありません。100契約の内容が全て中古マンションなら、土地建物に関しては、まったくのド素人ということです。全て土地でも、意味は同じです。しかし、中古マンション33契約・・土地33契約・・中古戸建34契約・・では、それぞれ30程度なので、充分な経験とは言えません。

一つの契約を経験して得られるものは、歩合収入だけではありません。経験・知識・人脈・信用等、いろいろあります。たとえば、契約実務は別の部署が担当する会社で、テレアポで客を引っかけて売るだけの営業だと、得られるものは歩合収入と騙しの手口だけなので、10年やっても100契約しても、不動産のド素人です。

いつだったか・・不動産会社を30年以上経営している社長さんから私の携帯電話に連絡があったのですが、『建売を売る時、契約時の手付金は、いくら受け取ってもいいんだっけ?』というご質問でした。私は、未完成物件の手付金の制限や、供託や保全処置の話までしましたが、たぶん理解はしなかったと思います。

そんな方でも、怒ると必ず言うセリフが、『私は30年も会社をやっているんだよ!』・・なんですよ。でも、素人の客のほうが法律を知っていたりして、客に何か言われて、『本当か確かめよう!』と思い、私に電話してきたのだと思います。素人並みのプロもいれば、プロ並みの素人もいます。素人もバカにはできませんよ。ご用心。

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