ブログ版/不動産業界の歩き方
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雑談199
○不動産の相続は、初回の話し合いで合意に至らないと長期化する傾向がありますね。逆に言えば、まとまる話なら初回でまとまります。初回で合意に至るケースの大半が法定相続分で分割するケースで、長期化するケースの大半が、特定の相続人に相続放棄を強いるケースです。

よくあるケースが、いわゆる田舎の【長男が全てを相続したいケース】です。ま、田舎には田舎のルールというか、悪しき習慣があって、跡継ぎは長男で、長男以外は相続を放棄しなければならない・・みたいな掟があったりします。それが先祖代々から受け継いだ土地を守る唯一の方法・・て考えです。

ただ、その場合、長男に科せられる義務・・みたいなものもあります。たとえば、ジジババ(父母・祖母・祖父)の面倒をみる事です。ま、長男はジジババの世話はしませんが、長男の嫁さんがするわけですから、嫁さんは地獄の日々ですよ。嫁さんに長生きして欲しかったら、ジジババに早く逝ってもらう事です。(笑)

・・で、相続放棄を強いられる長男の弟や姉妹にはささやかな特典があったりします。大学の学費を出してもらうとか、結婚式の費用や、嫁入り道具、持参金などを出してもらうとかね。ま、普通の家庭で普通に出す金ですが、田舎では、それが【将来に相続放棄をする事に対する前払い金】みたいな意味をもちます。

○私もそれなりには相続案件を処理してきましたが、難しい相続案件を私の力で解決したケースは一度もありませんよ。不動産仲介の営業マンがどうにかできる話じゃ無いんですよ。営業マンに必要なのは、【解決できる案件か?否か?】を見極める能力です。相談の段階で紛争の兆候があったら90%アウトです。

相続人に一人でも変人や自分勝手で強気な者がいたら・・中途半端に時間と労力をかけるより、さっさと断って別の仕事をしたほうが堅いです。一つの案件に長い年月をかけて、やっと相続の話がまとまっても、最後の最後に、相続人に裏切られ、美味しいところだけ他社にもっていかれるケースもあります。

困った時だけ泣きついてきて、土地を売る段階になると不動産屋を天秤にかけて1円でも自分に得のある業者へ靡く・・それが地主ですよ。(笑)長年の付き合いとか、義理と人情とか、ぜーーんぜん関係ないんです。そんな感情に甘えた考えで商売している業者は今後生き残れないと思いますよ。ご用心。

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