ブログ版/不動産業界の歩き方
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雑談17
不動産営業マンとして多くの物件を扱ってきましたが、顧客の予算って、なんか不思議です。もちろん、自己資金や借入可能額は限られていて、その範囲内の話なんですが・・

たとえば、同じ年代で、同じ収入レベル、同じ家族構成・・でも、2,000万円の物件を買う人もいれば、3,000万円の物件を買う人もいます。新築を買う人もいれば中古を買う人もいます。・・同じ借入限度額だとしても、限界ギリギリまで借りる人と、最低限、必要な金額しか借りない人もいます。・・その感覚の差はなんなのか?

ま、どちらかといえば、無理のない堅実な選択をした人の気持ちはわかります。たとえば私は、住宅ローンを借りる際に、限度額の半分程度しか借りませんでした。借りるって事は、返済するって事だし、収入や雇用が不安定な不動産営業マンなわけですから、借入の審査をした時点と将来では、【収入】や【健康状態】に変化があって当然と考えました。

景気の良い時期はローンなんか楽勝で払えるけど、不景気になったらローンの支払いを滞納して競売・・なんて事にならぬよう、購入価格や、借入額をなるべく低く設定して、その条件内で物件探しをしました。悪い予感は当たり、不景気が長く続いていますので、『無理して高い物件を買わなくて良かった。』と思っています。

・・で、わからないのは、予算ギリギリいっぱいの高い物件を買う人の考えです。誰だって家は狭いより広いほうがいいし、駅から遠いより近いほうがいいですよ。でも、そのような好条件で物件を探せば、高い物件になります。親の援助を期待できる人や・・

公務員の方は別として、普通の会社員がそんな無理して、その後、どうするつもりなのか?年収ダウンやリストラ、転職、病気・・何か変化があった時の安全策があるのなら心配無用ですが・・現在の収入が将来にわたり保証されているわけでもないのに、先々のリスクも考えず買う人が多いように思えます。

ま、あとは運まかせ・・って生き方の人も、私は嫌いじゃないですよ。堅実に生きているのに早く死ぬ人もいれば、無謀な生き方をしているのに長生きする人もいます。結婚して不幸になる人もいれば、離婚して幸せになる人もいます。ただ・・現実的に無理があるプランは避けたほうが良いですよ。

結婚に失敗しても離婚できるし、就職に失敗しても転職できますすが、住宅ローンは・・途中で、「やめたい」って思っても、現実的に無理があります。ま、売却できれば簡単ですが、購入した物件が値下がりしていたら売れませんよ。売却は全額返済が条件です。売れず、払えず・・となれば、競売か任売です。

所有権放棄の残置物をいただきに行った現場で・・築浅の戸建・・外観もキレイだけど・・玄関に置かれた植木鉢の葉は枯れていたら、不幸な物語ですよ。・・建物内に入ると、それなりに散らかっていて・・最近に掃除した気配が無い・・奥さんや子供は先に引っ越して、最近までは、世帯主だけが生活していたが・・

任売か競売により退去して、放棄された荷物だけが残された状態・・リビングに飾ってある写真には・・高確率で、夫と妻と子供が写っています。なぜ?この人達の幸せが壊れたのか・・高い物件を買い・・収入がダウンして・・ローンが払えない・・お金の事で夫婦喧嘩が増えて・・ってお決まりのコースかな。ま、ご用心。


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