ブログ版/不動産業界の歩き方
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雑談75
○不動産売買仲介の話ですが、買主が個人の場合と、業者の場合を比較して、「業者買取りの案件は契約がラク」と考える仲介営業マンが多いんですよ。確かに、個人(一般消費者/エンドユーザー)に説明するより、プロに説明したほうが説明はラクです。

初心者みたいな質問も無いし、専門用語などを分りやすく説明する等の苦労もないし、書類のやりとりで済ます(声を出して読まない)ケースもあると思います。だから、スムーズにいけば、業者相手のほうがラクです。しかし、契約内容に不備があれば・・個人相手より業者相手のほうが、やっかいですよ。よくあるケースが・・

契約後における買主側からの解約の申し出・・手付け解除や、違約解約のケースです。何らかの理由で買主の業者が「解約したい」とか、「決済できない」と言い出す・・で、仲介業者としては、手付け流れか、違約解約の方向で話をしますよね。しかし・・買主(業者)は損をしたくない・・違約金は払いたくない・・手付金は返還して欲しい・・と思っています。

・・で、買主業者はプロの視点で契約書類を徹底的にチェックして、あら探しをします。その結果、ささいな間違いやミスを見つけて、「重大な間違いがある!」と騒いだり、契約条件や法律を拡大解釈して、白紙解約を主張するケース、珍しくはありません。このような場合、仲介会社側も、買主業者側も、それぞれ社内で契約関係書類を検証します。

まさに攻防戦。仲介会社は、「この条文・・過大解釈してくるかも。」とか・・買主業者は、「この部分を突っ込んで責任問題を提起して解約を迫ろうか。」とか・・水面下で対策を練るイメージかな。一度でも、そのような経験をすれば、業者買取りの契約でも気をぬかず、契約書類をキッチリ仕上るようになります。

業者買取りの契約でも、融資条件を付けるケースがありますが、その場合は上記のような攻防戦にはなりません。「融資が否決された」と言えば終わりだからです。白紙解約をするために、否決されるように動いた可能性があっても、その事実を仲介会社が調べる事は難しいです。住宅ローンではなく、事業資金のため、審査基準も違うしね。

深く付き合っている買取業者との取引なら担当営業マンも安心して取引できますが、深く付き合いすぎて、リベートや手数料のキックバック等の弱みがある場合、「違約解約を白紙解約にしてくれ!」と言われて、「無理です。」と断れば、「バラすよ。」と脅されるかもね。・・ま、あらゆる想定をして用心する事です。ご用心。

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