ブログ版/不動産業界の歩き方
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違和感
○古くから知り合いの仲間と久しぶりに話をしました。私と同年代の中年の不動産営業マンですが、営業力には自信があり、いわゆる「営業では誰にも負けない」と自慢するタイプです。ちなみに、営業手法は強引で、コンプライアンスとは無縁の者でした。

・・で、「最近の若い営業マンは客の言うことに振り回されてばかりでダメだね。」と言ってました。ま、軽い世間話で相手の意見を否定するような事はしないので、そのまま聞き流しましたが、「なるほど」とは思いました。ようするに何が正しいか?の基準とスタンスで、考え方が決まるって事かな。

「営業マンは売るのが仕事。自分が主導権を握り、自分の思う方向へ導く事が正しく、売れば勝ち」という考え方なわけです。・・しかし、私には何か違和感があるんですよ。ずいぶん昔に同じ違和感を経験した事があります。

昔の話ですが・・【モラル】 【マナー】 【ルール】の3つとも欠如したトップセールスがいました。ちなみに当人は自分が最も優れていると自己評価していたとは思います。やはり、自信家で、「営業では負けない」という雰囲気はありました。「営業は売るのが仕事」ですが、売り方には節度があると思うんですよ。

顧客がローンの審査で否決されたケースで・・別の金融機関に打診するのは普通の事です。デキル営業マンは、ローン審査の甘い金融機関を探して上手に契約するものです。しかし、最初の金融機関で断られたのなら、断わられる理由が存在したわけで、その理由は、返済を滞る可能性が高いことです。

無理して、ローンの甘い金融機関で借りさせても、金利が高くてお客が苦しむ事になります。簡単に言えば、「買ってはいけない人」なわけです。・・であれば、お客にとっても借りないほうが良いわけで、買わないほうが良いという結論に至ります。

・・でも、会社は「売れたら勝ち」のスタンスです。売った者はたくさん稼ぎ贅沢ができます。売れない営業マンは稼げないし、その結果、自分の家族にも惨めな思いをさせる事になります。キレイゴトでは生活が成り立たないわけです。

・・では、家族を食わすためなら強引に売ってもいいのか?生きるためなら許されるのか?・・難しい問題です。「誰にも負けない」という者は、「お客様のため」と言いつつ、手段を選ばず「売れたら勝ち」の行動をとる事が多いです。そんな場面を見る度に、(営業力とは・・違う気がする)・・と思います。

ま、確実にいえる事は、私は営業マンとしての適性に大きな問題があるって事かな。(笑) 営業の世界では、私の考え方や私のスタンスは間違っているし、見習うべきではありません。人として正しい事と、営業として正しい事は同じではないのです。営業は売るのが仕事・・売れば勝ちです。・・その考えに違和感はあるけどね。

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